コダジューのフィールド日記

多摩川中流域(永田橋〜羽村堰)
<平成14年2月16日>快晴:9時〜15時

今日は、いつものTさんと奥多摩湖に行こうということで出発。途中クロジ出現情報のある永田橋によろうということに。一方、奥多摩湖はいい鳥が出ていないということもあり、急遽多摩川中流域周辺を巡ることになった。

永田橋では、橋の下におりるとものすごい数の鳥たち。ホオジロ、カシラダカ、シメ、カワラヒワ、シジュウカラ。しかし、肝心のクロジは見つからない。左岸に回り土手を下流に向けて歩いたがこちらは鳥が少ない。Uターンポイントに着いたところで、一見イソシギのような鳥が目に入った。しかし、イソシギの特徴の背中への切れ込みが見られないし、少し大きい。クサシギだ。ちょうど4年前に羽村堰で見て以来2回目の珍しい鳥だ。同行のTさんはめでたくライファー+1。因みにカモ類はほとんど見られなかった。

この後、羽村堰を歩いた。永田橋とは2Km程しか離れていないこともあり、こちらも似たような鳥が多かった。途中、羽村の主?のWさんと遭遇、一緒にインスタントラーメンをすすりながら鳥談義。ホオジロガモの場所を教えてもらった。堰の淀んだ場所ではなく、かなり流れの速い場所に雌3羽。うち1羽は首の白と嘴の先の黄色が見事に鮮やかで、しばしホオジロガモとは信じられず、新種発見と大騒ぎしてしまった。
この後、浅間神社に続く山道へ。しかし、こちらはほとんど鳥が見られず、静まり返っていた。わずかに、シジュウカラ、エナガ、コゲラ、アオジが姿を見せてくれたのみ。
周辺では、このほか、ミコアイサ♀、カワセミ、イカルチドリ、イソシギ、ジョウビタキ、ノスリなどが見られた。
また、ハシボソガラスがクルミを上空から落下させ殻を割ろうとする行動が見られた。当地では2回目。

<観察した鳥>
<永田橋>9:00〜10:30
カイツブリ、カワウ、ダイサギ、アオサギ、イカルチドリ、 クサシギ 、キジバト、ハクセキレイ、セグロセキレイ、モズ、シジュウカラ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、オナガ、 ハシボソガラス(以上20種)

<羽村堰>11:00〜15:00
カイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、 ホオジロガモ、ミコアイサ♀ 、トビ、ノスリ、イカルチドリ、イソシギ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、モズ、エナガ、シジュウカラ、ホオジロ、アオジ、ヒヨドリ、ジョウビタキ♂、ツグミ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(以上33種)Sのみ:カケス
2002年02月16日 19時17分39秒

北本自然観察公園
<平成14年2月10日>曇り8:30〜14:00(かなり寒い)

Hさんご夫妻と北本自然観察公園へ出かけた。
実はこの日の最大の目的は北本ではなく、その手前上尾の農家の庭先の木にいるというトラフズク
到着すると、行き交う近所のおじいさんやおばあさんが「あっ、フクロウ?そこだよ、その中」とあっさりと教えてくれる。常緑樹の大木の緑の葉に白い糞がついており、それを目印に探すこと数分、緑につつまれなかなか見つからなかったが、漸く発見。大きい。上手に葉陰に隠れている。初め顔が隠れていたが、そのうち、あの特徴のある耳と顔も見ることが出来た。ん〜、トトロだ!
そのうち、2羽目、3羽目と見つかり、最終的に5羽まで確認できた。

北本自然観察公園では、ライファー対象のアリスイとミヤマホオジロ狙い。
ミヤマホオジロは数人のカメラマンが狙っていたので、すぐ見つかった。今年の正月に見た塩船観音の個体よりもやや黄色の部分が少ないように感じられた。
アリスイは、湿地帯で見たというカメラマンが1人だけいたが、数十分粘ったっものの現われず、アリスイはまたもすれ違いのお預けとなった。
そのほかの鳥では、数年ぶりでクイナを見ることが出来たほか、ワシタカは、チョウゲンボウとノスリが、また、カケスが十数羽の群れで飛び回っていた。
今日は本当に寒い1日で、帰りには小雪がちらついていた。

<確認した鳥>
トラフズク (上尾)、スズメ(上尾)、カワウ、マガモ、カルガモ、コガモ、ノスリ、チョウゲンボウ、 クイナ 、キジバト、カワセミ、コゲラ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、アカハラ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、 ミヤマホオジロ 、アオジ、カワラヒワ、シメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス(以上33種)Sのみ、コジュケイ
2002年02月10日 18時02分17秒

北浦〜波崎・銚子
<平成14年2月2日>

日帰り探鳥にはチト遠い銚子まで出かけた。
途中、珍鳥オオホシハジロが出ているという北浦に立ち寄った。

白鳥の郷には、オオハクチョウとコブハクチョウのほか、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバンなどの多くの水鳥が群れている。
餌やりのおじさんの車が到着するやいなや、カモ達が我先にと一斉に餌場に移動、遅れてハクチョウ達はゆっくりと餌場に集合。その中に・・・いた。オオホシハジロ!!念願のライフリスト200番目\(^o^)/
思ったほどホシハジロとの大きさの違いは顕著ではないが、頭の形と嘴の色が違う。餌を争って、手を伸ばせば届くほどのところに平気で近づいてくる。そのうち近くにいた雌も見つかった。あまみちゃんが言っていたように、相変わらず回りのホシハジロの背中を突つきまわしていた

小1時間程で北浦を後にし、今日のメイン、コオリガモと珍カモメ狙いの波崎に向かった。
利根川河口付近に到着、バーダーやカメラマン10名ほどがいたが、皆リラックス状態。珍カモメ到着待ちという訳。状況を聞くと、超珍鳥クロワカモメはまだ出ていないとの話。ついでにコオリガモも抜けてしまったようだとの情報にがっくり。
ホイグリンらしいという個体もいたが足が見えないため確認できず。そのほかはセグロ、オオセグロ、ウミネコ、ユリ、タダの基本5種のみ。
続いて港に移動。もしやコオリガモが出てくれないかと願ったが、地元の人の話では「31日以降は出ていない」とのダメ押し。
代わりに、クロガモの♂♀が姿を見せてくれた。雄はほとんど嘴を隠しお休み中であったが、時折嘴の根元の黄色い部分を見せてくれた。

利根川を渡り銚子側へ。利根川に岸壁を持つ銚子港〜とんび岩〜君ヶ浜〜黒生港と探しまわったが、ヒメウのほかは超遠目のシノリガモが見られた程度。とんび岩では、岩礁に打ち寄せる波間に見え隠れする怪しいカモが多数見られたが、なんとカルガモ。カルガモのイメージとかけ離れた生態に驚くやらがっかりするやら。
途中、銚子港にワシカモメが出ている、という情報を聞き、再度銚子港ポイントへ。午後3時を過ぎ、次第に陽の光も赤みを帯びはじめた頃、漸くワシカモメらしき姿を発見。ちょうどセグロカモメと並んでいたため、比較できたが、背中の色は、セグロよりやや淡い程度。嘴はやや太目(いずれもあまり顕著ではない点気になったが・・)、大きさはあまり変わらない。決め手は初列風切の色。隣のセグロが黒白のまだらに対し、灰色。という訳で、ワシカモメと自主認定(201種目)。そう言えば最近時間切れ寸前の執念のGETが多い(と言われている(^^;))。

何とかライファー2種をGETでき、満足感というより最低限のノルマを果たした(誰に?)感じ。
近くの鮮魚店でイワシと干物を買って帰路についた。
翌日お昼にこのイワシを焼いて食べたが、結構美味しかった(^0^)

<確認した鳥>
<北浦>7:30〜8:15
カイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、オオハクチョウ、カルガモ、オナガガモ、ホシハジロ、オオホシハジロ、キンクロハジロ、トビ、オオバン、ユリカモメ、オオセグロカモメ、ハクセキレイ、タヒバリ、スズメ、ムクドリ(番外:コブハクチョウ、バリケン)
(以上19種+2)

<波崎・銚子>9:00〜15:30
カイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ウミウ、ヒメウ、コサギ、アオサギ、カルガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、クロガモ、シノリガモ、トビ、ユリカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ワシカモメ、シロカモメ、カモメ、ウミネコ、ハクセキレイ、ツグミ、アオジ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス
(以上29種)
2002年02月03日 14時38分54秒

秋ヶ瀬公園(〜柳瀬川)
<平成14年1月26日8時半〜14時半>

2週間前のアリスイの声の主を求めて今月2度目の秋ヶ瀬公園へ出かけた。

狙いは、アリスイの他に、今季出現情報のあるオオアカゲラ、マヒワ、トラツグミ、クロジ、ミヤマホオジロ、アカウソ、クイナそれにちょっと早いかもしれないレンジャク。

ピクニックの森は園内の舗装?工事が始まっているらしく通行禁止の塀がいたるところに。既にダンプカーが入っているとの情報もある。
そのせいか、前回アリスイの鳴いていた場所には姿も声もない。
マヒワは30羽程の群れで間近に見ることが出来た。また、アカウソは情報通りの子供の森で雄2羽、雌1羽が待っていてくれた。カメラマンや探鳥会の団体の多くの目も気にせず無心に桜の花芽をついばんでいた。
そのほかは、オオタカが上空を飛んだ程度で、野鳥園にはほとんど鳥が見られなかった。

その後、柳瀬川脇の田圃に寄りタゲリを探したが、端から端まで歩いたものの見つからず。今季の出現は既に数羽が確認されているようであるが、今日のところは土曜日にもかかわらず、どこかへ出張に出かけていたようだ。代わりにタシギを見ることが出来た。

<確認した鳥>
<秋ヶ瀬公園>8時半〜14時半
カワウ、コサギ、カルガモ、オオタカ、キジバト、アカゲラ、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、アカハラ、シロハラ、ツグミ、シジュウカラ、アオジ、カワラヒワ、マヒワ、アカウソ、シメ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシブトガラス
(以上23種)

<柳瀬川>15時〜16時
ダイサギ、コサギ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、タシギ、ヒバリ、ハクセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ホオジロ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、
(以上16種)
2002年01月26日 23時14分47秒

葛西臨海公園〜谷津干潟〜行徳野鳥観察舎
<平成14年1月20日快晴7:30〜15:30>

今日は、Tさんと伴に近場の東京湾岸巡り。
6時半関戸橋発で、まず葛西臨海公園には7時20分に到着。高速が空いていたためあっという間。

ここでの目的は、ビロードキンクロ。ベテランのKさんにお会いし、なぎさのゲートの開く9時までの間、各種ポイントを案内してもらった。その間、アメリカヒドリやホオジロガモなどGET。いつものカンムリカイツブリやスズガモの群れも水平線に延々と続いている。またハジロカイツブリが200羽弱の群れをなしていた。期待したトラツグミ、アカウソには会えなかった。問題のビロードキンクロは、なぎさの突端から500mほど沖にいるらしく、スズガモより大きな体の黒い水鳥が数羽確認できたが、ビロキンとの確証は得られずライファー計上は断念(ーー;)

続いて向かったのは谷津干潟。ここの目的はズグロカモメ。オフ会でご一緒したYさんも見えていた。カモメをはじめ鳥の数は少なく、ズグロはすぐ見つかった。初列風切の黒い若鳥と黒白の成長の2羽を観察できた。
ズグロはユリカモメの近くで行動するものの中には入らない。そのうち、ユリカモメが入れ替わり立代わりでズグロを執拗に追回す光景が展開された。

最後に向かったのは、本日のメイン「ヘラサギ」の待つ行徳野鳥観察舎。途中すれ違った人に尋ねると、今日も出ているらしい。大急ぎで観察舎の2階へ昇ると、池の中でぽつんと1羽で眠っているヘラサギがすぐ見つかった。暫くすると、独特の嘴を見せて活動を開始してくれた。念願のライファー、199種目GETである。
ここの観察舎では、傷ついた鳥を手当てし保護している。フクロウやチョウゲンボウなどに混じってシマクイナが保護されている。クイナの仲間でクイナと同じような姿をしていながら12.5cmしかなく、かわいい。「日本の野鳥」図鑑では喉元の黒い首輪が描かれていないが、実物はクッキリと横斑がある(図鑑の説明文には横斑ありと記述されている)。
毎週第1・3日曜日1時半から行われている保護区内の観察会に参加したが、鳥の数は多くなかった。

今日は3ヶ所回ったお陰で、合計55種の鳥と巡り合う事が出来た(自己最高を更新)。

<観察した鳥>
<葛西臨海公園>7:30〜10:00
カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、カワウ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、アメリカヒドリ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、スズガモ、ホシハジロ、ホオジロガモ、ミコアイサ♀、オオバン、シロチドリ、ハマシギ、イソシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、カモメ、キジバト、ヒメアマツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ジョウビタキ♀、シロハラ、ツグミ、ウグイス、メジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、オナガ(以上36種)

<谷津干潟>10:50〜11:40
カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、トウネン、ハマシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、ズグロカモメ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ(以上12種)

<行徳野鳥観察舎>12:15〜15:40
カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ゴイサギ、ダイサギ、ヘラサギ、マガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、ノスリ、バン、ユリカモメ、セグロカモメ、ウミネコ、キジバト、カワセミ、ハクセキレイ、タヒバリ、ジョウビタキ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、オオジュリン、カワラヒワ、スズメ、ヒヨドリ、ムクドリ、オナガ、ハシブトガラス(以上32種)
(3地点合計55種)
2002年01月20日 22時12分57秒

イスカ
<平成14年1月14日晴れ>

13日の東京支部の多摩霊園探鳥会でイスカが出たとの情報が入った。
今日は娘の成人式があったため、午前中はアッシー君。午後大急ぎで多麿霊園へ。
情報にあった5区と11区の霊園内地図を確認、急ぎ足で向かう途中スコープを担いだ人に出会い、情報を確認、今日も同じ場所に出ているらしい。
11区に着くとバードウォッチャーが大勢集まっている。聞くと、今し方まで10分ほど枝に止まっていた後、浅間山方面へ向かった由。早速移動すると、今度は、浅間山から11区へ向かったとの新しい情報。結局11区で待つ事に。
15分ほど待っただろうか、チョッチョッという聞き慣れない声と伴に浅間山方面から飛来、周囲で最も高い梢のてっぺんに止まった。朱色に近い赤の雄。198種目GET(^0^)。嘴を確認しようとしたところで梢を離れ近くの松の木の中に入り込んだ。5分ほどチラチラした後、カラスに追われ所在不明に。その後30分ほどしてまた同じ高い木の梢に現れたが、今度は10秒程止まった後姿を消してしまった。
これまで、5年ほど鳥を見続けてきたが、イスカが現れたとの情報は記憶がないほど珍しい鳥である。そんな鳥が身近な場所で姿を見せてくれた。今年は春から縁起がいい(^0^)

<確認した鳥>
イスカ、シジュウカラ、シメ、ヒヨドリ、コゲラ、ハシブトガラス
2002年01月14日 18時01分14秒

秋ヶ瀬公園〜彩湖
<平成14年1月13日7:30〜13:00 晴れ>

ほぼ1年ぶりの彩湖。その前に秋ヶ瀬公園のピクニックの森と子供の森を探索。
ピクニックの森では、いきなりキーキーという耳慣れないけたたましい声。常連カメラマンによればアリスイだという。ほんの数m先の葦の中にいるが、10分ほど粘ったものの結局姿を見せずじまい。
アカウソやマヒワ、トラツグミの情報もあったが、全てダメ。アカハラ、シロハラが多く見られた。

彩湖は、カモの種類も数も極めて少ない。カモメ類を覗いて最も多いのがなんとオオバン。30羽以上の群れで行動していた。そのほかではカンムリカイツブリが目立つ程度。ミコアイサは最初雌が4羽しか見えなかったが、帰り際に雄が1羽姿を見せてくれた。
期待したツリスガラ、ベニマシコも姿を見せず、ワシタカも飛ばず期待外れの1日になってしまった。

<確認した鳥>
<秋ヶ瀬公園>
コサギ、キジバト、アカゲラ、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、アカハラ、シロハラ、ツグミ、シジュウカラ、カシラダカ、アオジ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシブトガラス<以上20種>
他に、アリスイの声
<彩湖>
カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、オカヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ、トビ、オオバン、ユリカモメ、セグロカモメ、キジバト、ハクセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、ツグミ、ホオジロ、アオジ、オオジュリン、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス<以上28種>
2002年01月14日 17時22分52秒

茨城県涸沼〜大洗海岸〜古徳沼
<平成14年1月12日>
今日は、いつものH夫妻、Tさんとともに朝5時起きで、「茨城県水鳥を求めてライファー何種GETできるか」ツアー。

途中の常磐道で4人の犠牲者の出た事故渋滞に巻き込まれ2時間以上の遅れ。

第一目的の涸沼に到着したのは11時。広い。山で育った私にはまるで海に見える。沼が広いので水鳥もかなり遠い。遥か彼方にミサゴの姿。Hさんは初見の由。10種類のカモ類をGET、公園の芝生や葦、木々にもかなりの種類の鳥がいる。

予定外の昼食を済ませ、いざ、第2目的の海岸へ。と、急ぐ車の中から田圃の中に2羽のタゲリを発見。今シーズン初見。

大洗サンビーチでは、ポイントが違っているのか、海上には全く鳥影がない。仕方なく、次の那珂川河口のポイントへ。
まず、195種目となるクロガモ♀を発見、さらに続いて196種目のシノリガモ♂♀が登場\(^o^)/
シノリガモは図鑑や写真では何度も見ているが、実物は本当に美しい。フォーマルウェアに身を包んだ貴婦人(見たことないけど)のような美しさだ。
因みに、Tさんの撮ったカワウと思っていた鳥は写真判定でヒメウと判明(ライファーGETのHさんの顔が目に浮かぶ(^^;))

この時点で3時半過ぎ。お日様はだいぶ西に傾いている。最終ポイントのオオハクチョウで有名な古徳沼までは1時間は掛かりそう。下手をすると日が沈んでしまう。

古徳沼は、帰りの那珂ICから6kmほどのところにあり、間に合わなければそのままICから帰宅する事になる。
そこで197種目のトモエガモをGETしたい私としては気が急くものの、そんな素振りは微塵も見せずに寝たふり。薄目を開けると、日はまさに山に掛からんばかり、しかし、なんとか古徳沼に到着。

こんな時間でもカメラマンやハクチョウ見物の人がかなりいる。とにかく走った(何故か地図を手に:この地図は結局現地に忘れる事になる)。オオハクチョウやカモが岸辺にわんさかいる。早速カメラマンにトモエガモの所在を確認。いた!ホッペタくるくるのトモエガモが。あっけないほどすぐ、しかも手を伸ばせば届くほどの間近に。これで、197種GET\(^o^)/
因みに、沼畔の大判焼き屋さんにおまけで頂いたツナ大判は絶品(ちょっと言い過ぎ)、お勧めです。

この日1日、事故渋滞に会ったため、かなり駆け足の探鳥になってしまったが、それでも3地点、5ポイントを回って50種の鳥を見る事が出来た。楽しい充実した1日であった。

<確認した鳥>
<涸沼>
カイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、ホシハジロ、スズガモ、ミサゴ、トビ、ノスリ、オオバン、タゲリ、セグロカモメ、キジバト、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、ヒヨドリ、モズ、アカハラ、ツグミ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、オオジュリン、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス(以上35種)
<大洗海岸>
カワウ、ウミウ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、スズガモ、クロガモ♀、シノリガモ♂♀、ウミアイサ♀、ハマシギ、ミユビシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ、ハクセキレイ(以上16種)
<古徳沼>
オオハクチョウ、マガモ、トモエガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハクセキレイ、セグロセキレイ(以上10種)
(3地点合計50種)
2002年01月13日 21時41分07秒

交通公園周辺
<平成14年1月6日7時半〜13時>快晴

ミコアイサ♂が出ているとの情報があり、交通公園に。

交通公園の土手の先端から大栗川を見下ろした場所には、確かにミコが。しかし、雄の姿が見えない。取り敢えず大丸堰にと川を渡ったところで、後からTさんに声をかけられ、7〜8分離れたミコ♂のいる場所へ。そこには今シーズン初見のミコ♂1羽、♀2羽が観客ゼロの場所で悠然と泳いでいた。

その後、大丸堰方面へ。いつも通りの野鳥が見られたが、カモ類はキンクロハジロ、ヒドリガモ、コガモ、オカヨシガモ、マガモ♀のみと、ちょっと寂しい。上空にはヒメアマツバメが数十羽飛びまわっていた。

交通公園に戻ると、そこはハヤブサショーの真っ最中。7〜8羽のカラスを相手に空中戦、負けていない。そのうち、カラスどもは戦闘意欲を無くし立ち木に撤退、ハヤブサは完全に制空権を掌握した。それにしても、急上昇、急降下、猛スピードと、観客の周りを意識しているかのようなパフォーマンスで飛び回り楽しませてくれた。

<確認した鳥>
カイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、ミコアイサ♂1♀4、トビ、オオタカ、ノスリ、ハヤブサ、イカルチドリ、セグロカモメ、キジバト、ヒメアマツバメ、カワセミ、アカゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ツグミ、シジュウカラ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、カケス、ボソ、ブト<以上40種>
(声のみ)コゲラ、ウグイス、シロハラ
2002年01月06日 19時11分24秒

滝山城址〜拝島堰
<平成14年1月5日7時40分〜10時半>晴れのち雪

これまで多摩川での鳥見は、羽村堰と交通公園の2ヶ所だけであったが、今回その中間にある拝島堰に行ってみた。
ガイドブックによれば、西側の崖の上にある滝山城址の裏にミヤマホオジロが出ることもあるという。
滝山城址への途中、ルリビタキ♂やカケスが、また城址ではメジロ、コゲラが出た程度で鳥の声も影も少なかった。「城址の裏」にあたるのかどうか定かでないが、城址の下にあたる多摩川の崖には、おそらく100羽を超すであろうカシラダカが見られた。その中にミヤマホオジロが混じっていないか、丹念に探したが見つからなかった。おそらくこの中のどこかにはいるに違いない。
河原では、久し振りにイカルチドリがひょこひょこ歩き回っているのが見られた。
また、ハシボソガラスがクルミを咥えて垂直に上昇し、クルミを落とし割ろうとしている必死の姿が見られた。以前羽村堰でも同様の光景を目撃したことがあるが、その時は3回目のトライでも毎にクルミの中見をGETしていたが、今回は5分ほど見ていたが、何回やっても割れなかったようだ(^^;)

<確認した鳥>
カイツブリ、カワウ、コサギ、アオサギ、マガモ、コガモ、オカヨシガモ、トビ、ノスリ、イカルチドリ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ♀、ルリビタキ♂、ジョウビタキ♂、ツグミ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス<以上33種>
(声のみ)コジュケイ、アカゲラ、ウグイス
2002年01月05日 22時28分50秒

青梅市塩船
<平成14年1月3日9時〜14時>
未だライフリストにない鳥「ミヤマホオジロ」が出たとの情報が入り青梅に出掛けた。
目指す場所に着くや、ウソ、ジョウビタキ、シロハラ、セキレイ3種、モズなどが次々に歓迎に現れたが、目的の鳥はいない。暫く付近を歩くことに。途中黄色と赤のど派手なソウシチョウの群れに遭遇。ライファーにカウントできないもののこれも初見。
山の上から斜面を見下ろすと低い位置で数羽がチラチラしている。同行の仲間が冗談で「3羽いるからミヤマに違いない」といった直後、双眼鏡を覗いていたその連れ合いが「ミヤマホオジロ!」と真剣な口調で叫んだ。一同に緊張が走る。間違いない。冠羽をしっかりと立てた黄色と黒の顔の雄とやや地味な雌の4羽程の群れがそこにいた。同行の4人とも初見で全員満足顔。
一周してもとの場所に戻ると、ウソ♂5羽の群れ。よく見るとその中に胸の赤い個体が2羽混じっている。亜種アカウソだ。これも初見。
前日は大物を逃したが、今日は大収獲。幸先の良い新春探鳥となった。
<確認した鳥>
ワシタカSP、キジバト、コゲラ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、ウソ、アカウソ、スズメ、カケス、ブト、(番外)ソウシチョウ<以上26種> 2002年01月03日 16時42分32秒

石神井公園
<14年1月2日9時半〜13時半>今年の初探鳥は石神井公園。
身近な冬鳥、カモ、カワセミを求めてのんびりと散策。途中、近くの公園にアオゲラが出るとの情報で寄ってみたが、カメラマン数人が待ち構えていたものの、アオゲラ、アカゲラは現れず。その代わりに、ジョウビタキ♀が至近距離まで近づいてくれた。そのほか、餌の柿にカワラヒワ、メジロ、シジュウカラが姿を見せてくれた。
三宝池の周りは、どこもカワセミが姿を見せポーズをとっていた。

<確認した鳥>
コガモ、マガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カルガモ、ハシビロガモ、カイツブリ、バン、カワウ、ゴイサギ、カワセミ、ユリカモメ、シロハラ、アオジ、シメ、カワラヒワ、ジョウビタキ、ツグミ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、コゲラ、ウグイス、オナガ、キジバト、ヒヨドリ、ムクドリ、ブト<以上29種> 2002年01月02日 21時38分27秒


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