コダジューのフィールド日記

都民の森
<平成14年4月27日>6:00〜14:00 曇り・超寒〜い1日

初めての都民の森。まだライフリストにないコマドリとその他の夏鳥を求めて出かけた。

朝6時到着。電光掲示の気温は2度Cを示している。都民の森入口は標高1000mほど、求めるコマドリのポイントはここからさらに300mほど登ることになる。

入口を入ると、いきなり耳慣れない鳴き声と一瞬だけ姿を見せる鳥影。全く識別できず、そのうち目の前に現われてくれると思い楽観視していたが、これが大きな誤り。
気温は一向に上がらず、求める夏鳥の声はあまり聞こえない。わずかにヤブサメの「シシシシシ」という声と「チヨチヨビー」のセンダイムシクイ程度。

ゆっくりと鳥を探しながらコマドリのポイントに2時間かけて8時頃到着。取り敢えず付近を捜すが、いない。そのうち、お仲間が1人、2人と集まってくる。最終的には9人がポイントに集合。1週間前にも来たという人も数人いたが、皆、いつまで経っても姿を見せぬコマチャンに諦め顔。
気温は1300mという高度と曇天を踏まえると、おそらく5-6度。この寒さで震え上がっているのか、はたまた光が丘に戻ったか、などと暇つぶし談義だけが延々と続く。

その間、なんとか我々の気持ちを支えてくれたのは、高い枝の上ではあるが終始囀りを聞かせてくれた1羽のオオルリと、あちらこちらで縄張り宣言のミソサザイ。
ミソの方はわざわざ、予めカメラを向けているコマチャン用に用意された(はずの)ソングポイントで美しい声を聞かせてくれるパフォーマンス(^^;)
普通であれば大喜びでシャッターを切るはずなのに・・・。
4時間粘った後、気温も上がらないようなので、諦めて山を下りた。

<確認した鳥>
キセキレイ、ヒヨドリ、ミソサザイ、センダイムシクイ、オオルリ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ホオジロ、カケス、ハシブトガラス、アオゲラ(S),アカゲラ(S),コゲラ(S),ウグイス(S),メジロ(S)、ウソ(S)<以上13種>
2002年04月27日 21時00分00秒

戸崎〜浮島
<平成14年4月20日>7:30〜14:00曇り→晴れ

今日もまた朝5時出発。
3週間前と同じコースを黒くなったツルシギや新たな出会いをを求めてリトライ。

今日はいつものTさんに加え、ご一緒2回目のベテランKGR先生とTさんのお知り合いのMさんの合計4人。小さな車のため、高速の加速が極めて悪かった(誰のせいとは言いません)ものの、道路はスイスイ、予定通り2時間ほどで戸崎に到着した。
到着早々、ハマシギの大群が歓迎してくれた。幸先の良さに期待が膨らんだが、その後前回のツルシギの場所に目的の黒い鳥が1羽もいない(^^;)
諦めきれずに周辺を捜し求めて歩いていると、漸く黒い姿を発見。まだ完全な夏羽とは言えないが、前回と比べかなり日焼けしたツルシギを10数羽見ることが出来た。また、同じ場所で、タカブシギや前回に続いてコアオアシシギ、また、田圃の真ん中でどうどうと群れ(7羽)で採餌しているタシギなども見ることが出来た。タシギの場合、白昼堂々群れで姿をさらすことは珍しいこととのこと。
ここで思いもかけず私の1年来の鳥見の先生Aちゃん夫婦に出会い、「オジロトウネン」を教えてもらった。ラッキーなライファー+1GET♪

続いて浮島に移動。
湿原では、ヒバリ、セッカ、コジュリンなどが確認できたが、期待のオオセッカは声までは確認できたものの、姿までは同定できず、今回は残念ながらカウント外(ーー;)
蓮田では、頭から背中にかけて黄金色の夏羽に替わっているムナグロが見られた。前回のマミジロツメナガに替わって話題となっているキタツメナガセキレイは、惜しくもタッチの差(10数秒)で、見逃してしまった。
これで終わりと思っていたその時、何時の間にか姿を消していた前述Aちゃん夫婦から緊急連絡、指定の場所にかけつけると、今度はかねてより念願の「タマシギ!(雄)」(通算224種目GET!)あの独特の目の周りの白い模様が印象的だった。

<確認した鳥>
(戸崎)カイツブリ、カワウ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、カルガモ、コガモ、バン、オオバン、オジロトウネン、ハマシギ、ツルシギ、コアオアシシギ、タカブシギ、タシギ、ユリカモメ、キジバト、カワセミ、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、ツグミ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス、ウグイス(S)、オオヨシキリ(S)<以上27種>

(浮島)ダイサギ、コサギ、アオサギ、チュウヒ、タマシギ、ムナグロ、オジロトウネン、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、タヒバリ、ツグミ、オオヨシキリ、セッカ、コジュリン、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、オオセッカ(S)<以上20種>
(総合計36種>
2002年04月20日 21時15分00秒

泉の森公園〜権現山〜東京港野鳥公園〜多摩川河口
<平成14年4月13日>6:30〜17:00晴れ

今日は、朝5時出発で(結果的に)バードソン。森+池、山、海・干潟、河口と環境の異なる各所を精力的に回った。

泉の森公園では、おとといに引き続きシマアジに挑戦。おとといはやや遠すぎた被写体であったが、今日は多少近い距離でのデジカメに成功、帰宅後密かに11日の写真と差し替えた(^^;)

権現山はいろいろ噂には聞いていたが行ったことがなかったので、ちょっと早いかもしれない夏鳥を求めて、泉の森からさらに1時間ほど走った。
地元の方が見えていたが、「秋(11月)はオオルリ、キビタキ、ヒタキ類など多いが、春の渡りの夏鳥はあまり見かけない」との言葉通り、1時間ほどの間に水場にやってきたのは、ヤマガラ、アオジのみ。前日の雨と時間帯が悪かったのかもしれない。それでも、夏鳥では唯一ヤブサメの声を聞くことが出来た。

次に向かったのが、東京港野鳥公園。
セイタカシギ、アオアシシギ、イソシギ、メダイチドリ、コチドリなどシギチのほか、ボランティアのレンジャーも今年初めてというシロカモメを見ることが出来た。潮入池では、カモ類もこの時期としてはかなりの種類見ることが出来た。一方、淡水池の方はほとんど鳥がいなかった。

これで帰ろうかとも思ったが、帰り道沿いに「多摩川河口」がある。寄らない訳にはいかない。
苦労して駐車スペースを探し、土手に登ると、まず、いきなりハイチュウ♀の飛翔。見終わったところで、常連の方が「アカツクシガモ見ましたか?」と尋ねられ、「ハイ、上野で」と応答すると、なんと、目の前の中州に、上野にいた個体がいるではないか。実は、今日の早朝の泉の森で、顔なじみのNさんから「上野のアカツクシが多摩川と秋川の合流点」に来ているとの話を聞いたばかり。まさか、ここで再会できるとは思いもよらなかった(^0^)
このほか、完全に夏羽に替わったみごとなカンムリカイツブリ4羽を見ることが出来た。

<確認した鳥>
(泉の森)カイツブリ、カワウ、カルガモ、シマアジ、コジュケイ(S)、カワセミ、ツバメ、シジュウカラ、ハシブトガラス<以上8種>(声のみ1種)
(権現山)コジュケイ(S)、コゲラ(S)、ヒヨドリ、ヤブサメ(S)、ウグイス(S)、エナガ、ヒガラ(S)、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、シメ<以上7種>(声のみ5種)
(東京港野鳥公園)カイツブリ、カワウ、ダイサギ、アオサギ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、バン、オオバン、コチドリ、メダイチドリ、アオアシシギ、イソシギ、セイタカシギ、セグロカモメ、シロカモメ、カモメ、キジバト、ツバメ、ハクセキレイ、イワツバメ、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、シジュウカラ、オオジュリン、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシブトガラス<以上33種>
(多摩川河口)カンムリカイツブリ、コサギ、アオサギ、アカツクシガモ、カルガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、スズガモ、ハイイロチュウヒ♀、バン、ユリカモメ、キジバト、ツバメ、ハクセキレイ、オオジュリン、ツグミ、スズメ、ハシボソガラス<以上18種> (総合計47種>
2002年04月13日 22時30分00秒

泉の森公園
<平成14年4月11日>12:30〜13:30曇り

所用で午前中調布に出かけたついでに、珍鳥情報のある神奈川県大和市の泉の森に行ってみることにした。調布まで50分、ついでの泉の森までは1時間半以上掛かったので、ついでというよりは強い意志が働いているようにも思える(^^;)
無料駐車場に車を止め、歩き出すとバーダーとすれ違った。早速例の鳥が来ているか確認すると「いますよ♪」とのこと。
池の周りには、バーダー、カメラマンが20数名。レンズの向いている方向に目を向けると、いました(^0^)目的のカモ「シマアジ」が。図鑑の絵よりも美しく、気品がある。オナガガモと何となく雰囲気が似ているかなと思ったら、図鑑の分類順はオナガガモの次に載っている。さすがに、池の縁には近づかず、池の真ん中や葦の中に隠れたりと、やや人間を警戒気味の感。
芦原に隠れて20分ほど出てこなかったため、帰ろうとした時、きれいな囀りが林の中から聞こえた。どこかで聞いたような、聞いたことのないような声。側の人に聞くとこれが、ソウシチョウ。木の葉に隠れてシルエット程度しか確認できなかったが、お腹のあたりの黄色味がなんとなく見えた気がした。

<確認した鳥>
カイツブリ、カワウ、コサギ、カルガモ、コガモ、シマアジ、コジュケイ(S)、バン、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス(S)、シジュウカラ、アオジ(S)、スズメ、ハシボソガラス<以上12種>(声のみ3種)
2002年04月11日 16時45分00秒

葛西臨海公園
<平成14年4月6日>9:00〜15:30晴

今週半ばにコイカルが入ったという情報でどうしようか迷っていたところ、一昨日になり、ヤツガシラも出ているとの情報。これはもう行かないという選択肢は皆無。
9時前に到着。途中電車の中で、お馴染みのFさん夫妻(奥様には初対面)に遭遇、コイカルの場所を教えてもらいつつ、ご一緒させてもらうことにした。
まず、コイカルの現われているという場所に行ってみた。数人のバーダー・カメラマンがスタンバイしていたが、まだ出ていない由。
取り敢えず本命を求めて、人だかりを探しに渚方面へ。西渚には2人ほどの人影しかない。鳥類園が見える位置まで行くと漸く10名ほどのそれらしき人だかり。しかしヤツガシラを見ている緊張感は感じられない。
現場に到着、人だかりの理由はなんと「オオルリ」。立派な雄の成鳥。センターと池の間のまばらな低い木立にとまっている。距離は10mもない位で、お天気も良いためコバルトブルーとお腹の白が輝いている。昨年は、満足なオオルリを見ることが出来なかったので、幸先の良い夏鳥GET(^0^)
この後、鳥類園を一周。コチドリ、セイタカシギ、オオハシシギ、アオアシシギ、タシギが見られた。ユリカモメは頭の黒くなっているのが1〜2割含まれていた。

ヤツガシラはどこに行っても皆諦め気分(^^;)と言う訳で、コイカルを求めて今日のバーダー、カメラマンはコイカルポイントに全員?集合。我々も11時過ぎに現地に到着。いつものとおり神出鬼没の安孫子のSさんもみえていた。
13時頃を目途に帰ろうかと考えていたが、今日は10時頃に出たらしく、毎日14時半頃に定期的に現われるとの怪情報もあり、帰るに帰れぬ状態に。
結局、15時半まで待ったが姿を見ることはできなかった(^^;)
先々週、先週と続いたラッキーもさすがに3週は続かず、今週のライファーカウントはゼロに終わった(ーー;)

<確認した鳥>
カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、コガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、コチドリ、オオハシシギ、アオアシシギ、タシギ、セイタカシギ、ユリカモメ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、ウグイス、オオルリ、ウグイス、シジュウカラ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシブトガラス<以上29種>
2002年04月6日 20時48分00秒

戸崎〜浮島
<平成14年3月30日>10:30〜17:00快晴

先週に引き続き、ライファー対象シギチを求めて茨城方面へ出かけた。
まず向かったのは戸崎。ここにはツルシギやエリマキシギが出ているとの情報で、A家のK長さんに確認した場所に到着。40羽以上出ているというツルシギがなかなか見つからない。そのうち、K長さんから携帯に電話が入り、ピンポイントの場所を教えてもらい、めでたくツルシギ にご対面。
このほか、オオハシシギやハマシギの群れも見られた。また、頭から胸、背中にかけて白っぽい大き目のシギを発見、図鑑とにらめっこするも分からず、同行のTさんのデジスコ写真から翌日コアオアシシギと判明(これもライファー)。
午後は1時間ほどかけて霞ケ浦を半周し、浮島へ向かった。浮島は先週マミジロツメナガセキレイを雷雨の中GETした場所だが、もう一度落ち着いて見たかったのと、この場所もシギチのポイントになっており、新たな出会いを期待した。
まず寄ったのは、観察所のある湿原。この時期なんの期待もなく寄ってみたが、思わぬところでハイイロチュウヒ♀が数分間葦原と湖の上を悠然と飛びまわるパフォーマンスを見せてくれた。さらに、目の前で頭が真っ黒になったコジュリンがきれいな囀りを聞かせてくれた。
ついで、ツメナガセキレイのポイントへ。先週見た場所と寸分違わぬあぜ道で待ってくれていた。周囲の蓮田にはタシギが多く見られたが、その中にライファーのタカブシギ4羽が混じっていた。到着直前に出ていたというアメリカウズラシギやいるはずのタマシギには残念ながら出会えなかった。
この時点で16時を過ぎていたが、最後に、CHさんから教わった浮島の別のポイントへ行ってみた。この場所はツルシギが出ているとの情報であったが、以外にもツルシギの姿はなく、代わりに今日の目的の一つエリマキシギが蓮田の中で無心に採餌する姿を見つけることが出来た。
これでなんとこの日の収獲は6種♪先週の波崎〜浮島の4種と合わせ2日間で10種と、茨城の実力恐るべし(^0^)
17時を過ぎて現地を発ったが、帰りの渋滞は先週に引き続き激しく、どうもライファーの数に渋滞が比例するという法則が成り立っているようだ。

<確認した鳥>
<戸崎・浮島>カイツブリ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、ミサゴ、トビ、オオタカ、ハイイロチュウヒ、オオバン、ハマシギ、エリマキシギ、オオハシシギ、ツルシギ、コアオアシシギ、タカブシギ、タシギ、カモメSP、ヒバリ、ツバメ、マミジロツメナガセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、ウグイスS、ホオジロ、コジュリン、オオジュリン、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス<以上35種>
2002年03月31日 14時00分00秒

波崎〜浮島
<平成14年3月23日>9:30〜16:00曇り時々雨、一時雷雨

今日は、珍鳥中の珍鳥と聞いたアボセット(ソリハシセイタカシギ)を求めて、Hさん夫妻と伴に数日前から出ているという波崎に出かけた。
6時出発、途中渋滞もあり現地には9時半頃到着。既に新港側に数人いたが、入り江を隔てた防波堤側にも20名ほどの人影が見えている。近くの人に尋ねると、まだ現われていない由。
ふと足元の水溜まり?に白い水鳥が。 アカエリヒレハシシギ。幸先良く思いもかけないライファーGET(^0^)。程なく、防波堤側に今度はハイイロヒレアシシギ現わるの報。これであっという間に2種目(^0^)
ところが本命がなかなか現われない。そのうち、雨も降り出す始末。前日の登場時刻12時半を過ぎても現われない。大阪から来て、今日ダメなら車に泊まり明日にかけるという人もいた。
4時間ほど待った13時20分、ふいを突くように、いきなりどこからともなくアボセット登場。50人ほどの観衆・カメラ・スコープの砲列を意識しているかのように、浜辺に広がっている観衆の前で、万遍なく隅から隅まで移動し、高貴な姿でポーズをとってくれた。
その後、マミジロツメナガセキレイが出ているという浮島湿原へ移動。移動に伴い暗雲が垂れ込め、到着と同時に雨が降り出す始末。しかも、近くに落雷もあり探鳥どころではない状況。
小降りになった頃を見計らって、薄暗い中ポイントへ。やはり見つからない、と車へ戻る途中、上空をチチッという声が飛び、蓮田のあぜに降りた。手にしていた双眼鏡を覗くと、こちらにお腹を向けているものの色が良く分からない。車に戻りスコープを組み立て(その間じっとしていてくれた)覗いてみると、事前に見ていた写真と全く同じマミジロツメナガセキレイの姿(^0^)なんと、この日4種目のライファーGETとなった。
帰りの渋滞で4時間以上掛かったのも全く苦にならないほど充実した1日であった。

<確認した鳥>
<波崎>ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、クロサギ、スズガモ、トビ、シロチドリ、ハマシギ、ミユビシギ、ソリハシセイタカシギ、ハイイロヒレアシシギ、アカエリヒレアシシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、シロカモメ、カモメ、ウミネコ、ヒバリ、ハクセキレイ、イソヒヨドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス<以上22種>
<浮島>アオサギ、チュウヒ、イカルチドリ、タヒバリ、ツメナガセキレイ(亜種マミジロツメナガセキレイ)、ツグミ、アオジ(その他シギSP)<以上7種>
2002年03月24日 00時10分00秒

多摩湖・狭山公園
<平成14年3月21日>9:30〜11:30快晴も強風

今日は、多摩六都科学館主催の探鳥会。知り合いのAちゃんからスコープ係を依頼された。
お天気は良く、史上最速の桜も5分咲き程度と十分ながら、風が強いし、駅伝大会とも重なり人々の多いこと。それでも、アオゲラが15分ほども同じ場所に止まってじっくりと観察できたほか、残っているか心配だったカンムリカイツブリも完全な夏羽には程遠いものの、冬場とは違う姿を見せてくれた。
探鳥会としては、計32種が観察され、冬鳥が去りつつあるこの時期としてはまあまあの成果だった。
東村山野鳥と自然を愛する会(だったかな)のベテランの方や、東京支部のリーダーで小平在住のベテランNさんなども応援に駆けつけていた。

<確認した鳥>
カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、スズガモ、キジバト、アオゲラ、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズS、ウグイスS、ヤマガラ、シジュウカラ、アオジ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス<以上22種>
2002年03月21日 15時35分00秒

早朝の不忍池
<平成14年3月18日(月)>7:30-8:40 快晴

前日のインターネットで、「アカツクシガモ現わる」の情報を入手した。
次の休日は21日(木)、それまで居てくれる保証はない。
勤務先の日本橋が上野まで地下鉄で数分の距離にあることに気がつき、ビジネスバッグに双眼鏡とデジカメを忍ばせ、出勤前の早朝に不忍池に寄ることにした。
7時半に到着。手前から水面を探すも、それらしき姿はなかなか見つからない。
もしや、と思い始めた矢先、10数名のバーダー、カメラマンの姿。動物園に隣接する「鵜の池」の動物園側の岸(つまり遠い)にオレンジ色の姿のアカツクシガモが確認できた。
不忍池では基本的に至近距離で写真が撮れるので、それを期待していたが、残念ながら10倍ズームの距離ではなかったのは残念。
私が池を後にした後、弁天島に近づいたとの話を後になり聞いたが、勤務があるのでやむを得なかった。
ちょっと遠いアカツクシガモを一通り堪能した後、池を一周してカモやカモメの写真を撮りまくって帰路についた。

<確認した鳥>
カイツブリ、カワウ、コサギ、アカツクシガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ユリカモメ、セグロカモメ、コゲラ、ヒヨドリ、シジュウカラ、メジロ、スズメ、ハシブトガラス<以上18種>
2002年03月19日 20時27分27秒

秋ヶ瀬公園
<平成14年3月10日>6:05〜7:25快晴

この2-3日前に、Xレンジャクが現われたとの未確認情報があり、早朝211種目を求めて秋ヶ瀬公園に向かった。
まだ日の出前の6時5分に到着。誰もいない。
6時10分お日様が射し込むと同時に、3羽のレンジャクがヤドリギにとまった。3羽ということは、この数週間滞在中のやつ?
一応必死に尾羽の先端をチェック。尾羽が枝に隠れてなかなか見えない個体もあったが、最終的にすべて緋色を確認(^^;)
誰もいないことをいいことに、自由なポジションで写真を撮りまくった。先週来た時は、まともな写真が撮れなかったので、証拠写真が欲しかったという訳。
結局、1時間20分待ったが、別の色の鳥は現われなかった。因みに、後から来たカメラマン2人にそれとなく聞いてみたが、ヒレンジャクを撮りに来ていたようであった。

<確認した鳥>
キジバト、ヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ヒレンジャク、シロハラ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、アオジ、カワラヒワ、ウソ、シメ、スズメ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス<以上17種>
2002年03月10日 21時36分45秒

印幡沼〜谷津干潟
<平成14年3月9日>快晴7:40〜15:30

<印幡沼>7:40-11:40
いつものTさんと、初めてお会いする府中のOさんとご一緒して、2週間ほど前からネット上で話題になっている「ムジセッカ」を見に行くことになった。
場所は印旛沼横の田圃の中。Aちゃんから詳しい場所の情報を貰い、5時45分集合場所の中河原駅をいざ出発。
7時半過ぎに現地に到着、既にお一人(神奈川のSさん)の方が見えていて、スコープの組み立ても済まないうちに、いきなりムジセッカ、とご対面。
ウグイスと言われても気がつかないくらい似ているが、やや寸詰まり気味で小さく、地鳴き中のウグイスよりもさらに動きが激しい。地鳴きもウグイスの「ジャッジャッジャッ」と言う声よりも、「タッタッタッ」に近くキーも幾分高い感じ。
1時間ほどすると20人ほどのギャラリーが集まっていた。お馴染みの地元のSさんや川崎からきたKチャンなど。
付近の田圃にはタゲリがあちらこちらで見られたが、最近出たと言うタマシギには出会えなかった。
印幡沼では、期待通り久し振りにモモイロペリカンのカン太君に出会えたほか、湖面を飛ぶチュウヒの姿を見ることが出来た。
野鳥の会のリーダーをなさっているOさんから、湖面の木にとまっていたカワラヒワは亜種のオオカワラヒワだと教えて頂いた。頭がグレー、風切りの白いまだら模様が特徴の由。そういえば、最近一瞬シメと間違えているのは、どうもこいつらしい。

<谷津干潟>13:45−15:45
印幡沼の後は、浮島に行く計画もあったが、今の浮島は鳥が少ない(ハイチュウは夕方でないと出ない)との大方のご意見もあり、黒頭巾のズグロを求めて、谷津干潟に向かった。
こちらでも、Aちゃん夫妻、Fさんなどお馴染みの顔が見える。
ズグロ、は頭が黒くなると旅立つということらしいが、幸いまだ残っていた。頭が真っ黒、目の部分は白と黒の部分があり、マンガチックな顔つきで愛敬がある。ユリカモメの群れにつかず離れずのポジションをとっているので見つけ易い。
シギチは、オオハシシギ、セイタカシギなどが見られた。ハジロコチドリもいるとの情報であったが、見つけられなかった。ニシトウネンもいるらしいが、こちらはハナからギブアップ。。

<確認した鳥>
<印幡沼>
カイツブリ、ミミカイツブリ、カワウ、モモイロペリカン、ダイサギ、アオサギ、マガモ、コガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ハシビロガモ、チュウヒ、クイナ、オオバン、タゲリ、タシギ、ユリカモメ、キジバト、ハクセキレイ、タヒバリ、ヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ツグミ、セッカ、ムジセッカ 、カシラダカ、アオジ、オオジュリン、カワラヒワ、オオカワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス<以上35種>

<谷津干潟>
カワウ、ダイサギ、コサギ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、シロチドリ、トウネン、ハマシギ、オオハシシギ、セイタカシギ、ズグロカモメ、キジバト、スズメ<以上15種>
2002年03月10日 10時02分52秒

秋ヶ瀬公園〜柳瀬川
<平成14年3月2日>7:30〜14:00 曇り→晴れ

北海道に行く前から気になっていた秋ヶ瀬公園のヒレンジャクを求めて、いつもはピクニックの森中心に歩くところ、今日は子供の森へ直行。7時半頃に到着。
事前に教えてもらっていた場所には、既に6-7名のバーダー、カメラマンが集まっている。「近くの人」に聞くと、いるいる、ヒレンジャクが。209種目。
このところ情報を求めて毎日のようにネット上のヒレンジャクの写真を見ているので、初めて見た気がしない。
実は、最初にヒレンジャクの居所を伺った「近くの人」が実は「BIRD BIRD」さん。カメラのフードに貼ってあるステッカーが目印になり、リアルでの初対面でご挨拶とあいなった。

もう一つ極秘情報のあったベXXワは、お昼近くまで粘ったものの、残念ながら出なかった。他にも噂を聞きつけ来ていた人がいたが、今日はこちらは空振り。

一応野鳥園を一回りしたところ、アトリが5-6羽の群れで必死に落ち葉をひっくり返している場面に出くわした。今シーズン初見。ヒバリとホオジロが囀りを始めていた。もうすっかり季節は春。

ピクニックの森も念のため?1周してみたが、オオアカもアリスイもミヤマホオジロもいなかった。マヒワは、彩湖に移ってしまったと言っている人もいたが、まだ数十羽の群れで見ることが出来た。

秋ヶ瀬を後にし、帰りに柳瀬川に寄ってみたが、タゲリは影も形もなく、またも振られてしまった。

<確認した鳥>
<秋ヶ瀬公園>
カワウ、マガモ、ノスリ、チョウゲンボウ?、キジバト、コゲラ、ヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ヒレンジャク、アカハラ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ、シメ、スズメ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス<以上25種>

<柳瀬川>
ダイサギ、コサギ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、キジバト、ヒバリ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、シジュウカラ、スズメ、カワラヒワ、ムクドリ、ハシボゾガラス、ハシブトガラス<以上21種>
2002年03月02日 16時41分42秒


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