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<平成14年8月31日>6:00〜12:00 快晴 先週迷った末シギチ探しに行ったこともあり、今週は最後の山の夏鳥探しに富士山へ。 お天気は快晴、空は秋の気配で真っ青、富士山がくっきり見える。 最初に向かったのは、5月にちょっとだけ寄ってコルリその他の夏鳥の囀りがあちこちで聞かれた場所。須走あざみラインの途中から東富士演習場に入った所だ。 ところがさすがにこの時期、時折カラ類の声が聞こえる程度で、ひっそりと静まり返っている。6時半になると同時に演習場の大砲のすさまじい音。場所的には危険はないのだが、あまりの衝撃音に退散しかかったところ、あざみラインの出口のところで、いろんな鳥の声がする。 ヒリリリという声に、サンショウクイ?と思いつつ、自信もなかったが、そのうち目立つと頃に出てきたのは、やはり サンショウクイ 。数年前に原村で見て以来2度目のご対面。梢のてっぺんにしばらく止まってくれ、久し振りに夏鳥のデジカメ写真が撮れた(^0^) そのほか、 ゴジュウカラ がけたたましく鳴き、 コムクドリ が上空を飛んだ。茂った木の葉の中に見え隠れしていた謎の鳥は、ライファーの一つアリスイのようでもあったが、声も立てず残念ながら確認できなかった(^^;) 続いて、今日の目的地山中湖の水場に向かった。 この時期には訪れたこともないので、水場は閑散として鳥も出が悪いかも、と思っていたが、到着した8時頃の時点で、駐車スペースには早くも7〜8台の車が止まり、水場の前には10名近くのカメラマンが並んでいた。 水場では、早々にライファーの ヤブサメ が出てくれたほか、幼鳥ながら オオルリ、コルリや雄のキビタキ成鳥 などが時折姿を現してくれた。この時期、五合目あたりにいたウソやルリビタキが降りて来ていないかと期待したが、これは期待外れだった。先日出たというサンコウチョウも姿を見せてくれなかった。 この時期、子育てを終えた(および育った)夏鳥達はまだひっそりとこの地に止まっているらしいことが分かった。ただ、常連のセンダイムシクイの姿は見えなかったので、種類によっては早目に南に帰っているのかも。 帰路、多摩川の交通公園に早くも姿を見せていると言う コシアカツバメ を見た。反対にイワツバメの姿は見えず、こちらも早くも南に渡ってしまったようだ。 <出会えた鳥> <須走あざみライン> アカゲラ、コゲラ、サンショウクイ、コガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ホオジロ、コムクドリ <以上8種> <声のみの確認> ウグイス <山中湖> キジバト、キセキレイ、ビンズイ、ヒヨドリ、コルリ、ヤブサメ、キビタキ、オオルリ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ <以上14種> <多摩川交通公園> カワウ、コサギ、アオサギ、カワセミ、ツバメ、コシアカツバメ、ハクセキレイ、スズメ、ハシブトガラス <以上9種> |
2002年09月01日 13時00分00秒
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<平成14年8月25日>8:30〜16:30 晴れ(光化学スモッグ注意報) 夏鳥の見納めで山に行くか、先週に引き続き渡りのピークのシギチ探しに行くか・・・。究極の選択の末、東京湾岸のシギチポイントを巡ることにした。 天気予報では、「明け方までの雨があがり、28度で湿度も低く・・・」といっていたが、雨は降らず、温度は急上昇、炎天下汗びっしょりのシギチ探しとなった。 まず向かったのは三番瀬。今日は大潮で干潮は12時過ぎ。 三番瀬には8時半頃到着、既に潮が引き始め、現われ始めた目の前のわずかな干潟にシギチが終結。 キアシ、キョウジョ、ミユビ、トウネンなどがひしめいている。突堤に入ると海上の竿には数少なくなったアジサシ、コアジサシも見られた。ハジロカイツブリが目の前で夏羽の美しい姿を見せてくれた。 2時間ほどした後、谷津干潟に移動。三番瀬ではバーダーの姿はほとんど見られなかったが、こちらは、複数の探鳥会などで大盛況。お陰で、目的のオグロシギをすぐにGET。その後も、ハジロコチドリ、一瞬ではあったがアカアシシギとライファー+3\(^o^)/ それにしても鳥の数が多い。もし、これらの干潟が姿を消したら、と考えると・・・。干潟の環境は海の浄化に少なからず貢献していると言う。干潟の生物を餌としているシギチもその一部として干潟の環境保全の一翼を担っているはず。都心近くでこれほどの野鳥を見ることのできる三番瀬や谷津干潟など、いつまでもこうした環境を残しておきたいものだ。 念のため覗いた淡水池では、カイツブリのかわいらしい雛が2羽親鳥に寄り沿って必死に泳いでいた(^0^) 最後に、先日までアカアシシギ、オオメダイチドリが出ていたという東京港野鳥公園へ。 到着すると、アカアシ、オオメダイはいないが、キリアイが出ているという。早速,同行のTネンさんがそのキリアイを素早く発見。頭頂の縦縞が識別のポイントとのこと。今日4種目のライファーGET\(^o^)/ そのほか、ここでもオグロシギが見られたほか、オオソリハシシギ、セイタカシギ、アオアシシギなど。また、谷津では見られなかったムナグロの群れが見られ、反面谷津にはいたダイゼンはいなかった。 また、ユリカモメの頭が灰色(黒→白になりかけ)になっている気の早い?個体が1羽だけ見られた。 淡水池に今日出たというサンショウクイを一応探しに行ったものの、こちらは空振りに終わってしまった。 <出会えた鳥> <三番瀬・谷津干潟> カイツブリ、ハジロカイツブリ、カワウ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、スズガモ、ウミアイサ、トビ、ハジロコチドリ、シロチドリ、メダイチドリ、ダイゼン、キョウジョシギ、トウネン、オバシギ、ミユビシギ、アカアシシギ、アオアシシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、オグロシギ、オオソリハシシギ、ホウロクシギ、チュウシャクシギ、セイタカシギ、セグロカモメ、ウミネコ、アジサシ、コアジサシ、セッカ、スズメ、オナガ、ハシボソガラス <以上36種> <東京港野鳥公園> カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、オオバン、コチドリ、メダイチドリ、ムナグロ、キョウジョシギ、トウネン、キリアイ、アオアシシギ、キアシシギ、イソシギ、ソリハシシギ、オグロシギ、オオソリハシシギ、セイタカシギ、ユリカモメ、ウミネコ、キジバト、カワセミ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、スズメ、ハシブトガラス <以上27種> |
2002年08月25日 21時40分00秒
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<平成14年8月16日>6:30〜14:30 曇り もう始まっている秋の渡りのシギチを求めて茨城県の休耕田巡りに出掛けた。 休耕田で、ライファー2種:ヒバリシギとツバメチドリをGETした。 <出会えた鳥> カワウ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、バン、コチドリ、ムナグロ、ヒバリシギ、オジロトウネン、アオアシシギ、タカブシギ、キアシシギ、オオジシギ、ツバメチドリ、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、セッカ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス <以上25種> |
2002年09月23日 15時40分00秒
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<平成14年8月10〜11日>晴れときどき曇り 今回は、3年ぶり?のペルセウズ座流星群観察のため、十数年来の懸案だった入笠山を目指した。 入笠山は南アルプスの北の端にある標高2000m弱のなだらかな山ながら、見晴らしが良く、天体雑誌ではよく撮影場所として名前が載っている山。 ガイドブックによれば駐車場から20分ほどで山頂に到着するとあるが、いざ野鳥観察道具(双眼鏡、スコープ、三脚、デジカメ、図鑑)+天体観察道具(天体用双眼鏡、三脚)一式を持っているため、登るのにたいそう骨が折れた。結局30分ほどかけ山頂に到着。 まだ、夕方6時前の日が沈む前に到着。思っていた以上に山頂からの景色は素晴らしい。 南側には足元から続く「南アルプスの山々」、その西隣に「富士山」、さらに「秩父山塊」を経て、真近に「八ヶ岳連峰」とそれに続く「蓼科の山々」さらに「美ヶ原高原」、北側に「諏訪湖」、つづいて「鳳凰3山」、「常念岳」、「乗鞍岳」など「北アルプス」の山々、そして東側には「中央アルプス」の山並み、と360度日本のアルプス博覧会のような景観だ。残念ながら槍ヶ岳だけは雲に包まれ確認できなかった。 日が沈み次第に空が暗さを増すに従い、星が1つ、また1つと姿を見せ、20時頃には360度全天星の世界。上空を白い雲と見紛うばかりの天の川がよぎり、その南の端には蠍座と射手座の星星がキラキラ輝いている。 この時期星を見に来た時の楽しみは、プラネタリウムでは実感できない全天にかかる降るような星星、そして、銀河系の中心部方向にある射手座などのきらきら光る星座の輝きと、そこに数多く見られる星雲・星団を双眼鏡や望遠鏡で眺めることである。 一通り星雲星団巡りを終え、次は仰向けに寝転んでじっくりと流星を見る番。 流れ星は時間が早いことと、ピーク日前であることからあまり飛ばない。流れ星を待って仰向けにじっと寝ているが、風が強く、8月10日というのにかなり寒い。 相応の身支度を整えてきたものの、あまりの寒さに、意を決してベースキャンプ(駐車場)まで、暗闇の中下山する羽目になってしまった。 駐車場に下りた頃からガスが出始め、晴れたり曇ったり。曇りの時間帯に仮眠を取りつつ、それでも明け方まで流れ星を観察した。明け方には東の空にオリオンの勇姿が姿を現し、久し振りにオリオン大星雲も見ることができた。 外が明るくなるころ、車で少し下りたところにある湿原を探鳥、湿原を1周するコースを小1時間歩き、コサメビタキやアカハラ、ノスリなどを見つけた 入笠山からの下山途中、コマドリが盛んに鳴いている沢があり、車を止め必死に探したが、見つからない。コマドリはやはり来年に持ち越しになりそう(^^;) 中央高速を挟んで北側、八ヶ岳の南麓にある原村の別荘地に向かった。この場所は、以前サンショウクイやクロツグミを初めて見つけた場所で、私のお気に入りポイントの一つ。 しかし、この時期鳥は少なく、お決まりのアカゲラ、アオゲラのほかは、ゴジュウカラ、アカハラ、コムクドリ程度で淋しかった。 <出会えた鳥> <<入笠山>> ノスリ、キジバト、ツバメ、イワツバメ、ビンズイ、アカハラ、ウグイス、メボソムシクイ、コサメビタキ、クロジ、カケス <以上11種> <声のみの確認> コマドリ、マミジロ、ルリビタキ、アオジ、カラ類 <<原村>> アカゲラ、アオゲラ、アカハラ、ヒヨドリ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、スズメ、コムクドリ、ハシブトガラス <以上9種> <声のみの確認> コゲラ |
2002年09月23日 13時30分00秒
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<平成14年7月27日>6:30〜11:30 晴れときどき曇り 毎日暑い日々が続く中、この時期鳥見はやはり高原に限る。 という訳で、この日は表富士方面へ。 当初五合目を予定していたが、終日駐車場が満車との事前情報もあり、昨年1度行ったことのある二合目1200m程のところにある西臼塚を目指した。 途中、忠ちゃん牧場脇から東富士演習場の入口をちょっと入った所、雄大な富士のすそ野に広がる大草原で30分ほど鳥を探した。 入口でカッコウが迎えてくれたが、遠くでいろんな声はするものの、鳥はあまり見つからなかった。 その後、西臼塚に移動、下界の暑さが信じられないほどの涼しい森の中をのんびりと歩いた。広葉樹と針葉樹が程よく混じった森は、鳥の影が濃い。 入口近くで切れ切れの木管楽器の声。クロツグミの声と思っていたが、同行のTさんが双眼鏡でその姿を捉え、「クロツ・・・、いやマミジロ!」。 まだライフリストにないその鳥の姿を必死に探したが、残念ながら見つける前に声は遠ざかってしまった。確かに、言われてみれば間違いなくマミジロの声であった。逃した魚、いや鳥は大きい(因みに23.5cm)(ーー;) 前回来た時もそうであったように、この森はビンズイが特に多いが、そのほか、ゴジュウカラ、キクイタダキ、イカルなどが確認できた。 カケスが、高い木の梢のてっぺんで「ピートロロ、ピートロロ」とトビの鳴き真似をしていたのが面白かった(^0^) 凍結の始まる前の晩秋〜初冬にでももう一度来てみたいポイントだ。 <出会えた鳥> <<東富士演習場>> カッコウ、ツバメ、ヒヨドリ、モズ、ウグイス、シジュウカラ、ホオジロ、ホオアカ <以上8種> <声のみの確認> コジュケイ、ホトトギス、コヨシキリ、セッカ <<西臼塚>> アマツバメ、コゲラ、ビンズイ、ヒヨドリ、アカハラ、ウグイス、キクイタダキ、エナガ、コガラ、ゴジュウカラ、メジロ、アオジ、イカル、カケス、ハシブトガラス <以上15種> <声のみの確認> コジュケイ、カッコウ、アカゲラ、マミジロ、ヒガラ、ヤマガラ |
2002年07月28日 13時15分00秒
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<平成14年7月20日>6:30〜8:00 晴れ 群馬県の沼田ICから30分、玉原湿原に行った。 メインは見頃を迎えたラベンダーパークだったが、開園までの1時間半、ラベンダーパークに近い湿原で高原の鳥を探した。 早朝で人もなく、道端の木々には、 ウグイスやクロジ が顔を見せてくれた。 ホトトギス が湿原の周辺のあちらこちらで鳴いており、時折上空をよぎっていく。 湿原に隣接してブナ林もあり、探鳥路が整備されていたが、今日は前日の雨でぬかるみが残っていたため、こちらは断念。 この時期、湿原周辺での鳥の種類はあまり多くはなかったが、なかなか雰囲気の良いところで(標高は1200m程)、4月には水芭蕉が咲くらしい。来年は5-6月の鳥の動きの良い時期に是非訪れてみたい。 <出会えた鳥> ホトトギス、アカゲラ、キセキレイ、モズ、ウグイス、シジュウカラ、アオジ、クロジ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス <以上11種> <声のみの確認> カッコウ、ミソサザイ、アカハラ、ホオジロ、イカル |
2002年07月20日 23時00分00秒
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<平成14年7月14日>17:40〜18:20 晴れ 夕方5時過ぎに知り合いのABちゃんから「コグンカンドリがいるよ」とのメールをもらい、急いで多摩湖へ出かけた。 多摩湖は、自宅から車で10〜15分ほどの近さながら、このところ遠出ばかりでとんとご無沙汰であった。 コグンカンドリは体長79cm、翼長180cmとかなりの大型の鳥で、亜熱帯〜熱帯の海域に生息するという。その鳥が、なんとこの我が町の(隣の)多摩湖に♪ 当のコグンカンドリは、中央堤防あたりの上空を夕暮れの中悠然と飛び回り、東堤防には近づいてくれない。 10倍の双眼鏡では顔つきまでは確認できなかったが、そのシルエットから独特の姿が良く分かった。お腹側の白い部分も目立った。 コグンカンドリの特徴である背中側の白い部分も見えていたような気もしたが、気のせいかもしれない。 次第に西に傾く夕日を逆光にして、やがて黒い木々をバックにした空の中に姿を消していった。 <出会えた鳥> カワウ、コグンカンドリ、ツバメ、ハクセキレイ、スズメ、ハシブトガラス <以上6種> |
2002年07月14日 21時55分00秒
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<平成14年7月13日>6:00〜14:00 曇り〜雷雨〜曇り 2週お休み後の鳥見復帰第1戦は、富士山須走〜山中湖の水場を目指した。 前回の須走口五合目は五里霧中の中、早々に退散したので、今回はそのリベンジであったが、6時に到着した時点では、暗い雲が立ち込める中、山頂は見えていた。しかし、暗い。 ビンズイ、メボソムシクイ、ルリビタキの声はそこら中で聞こえるものの、なかなか姿が見えない。そのうち、雷光を伴った雨が降り始め早々に退散。 帰り道途中で東富士演習場に入ると、雨の中クロツグミ、キセキレイ、アカゲラなど、ここは相変わらず鳥が多そう。 山中湖まで降りたが、相変わらず大粒の雨は降り止まず、水場を断念し帰路についた。 途中、雨も降り止んだので、藤野に寄ってみることに。 相変わらずブッポウソウが見られたが、遠くの樹上に1羽のみで淋しそう。30分ほど動かなかった。アオバズク、チゴモズは最早この時期見ることはできなかった。 今日の不漁の欲求不満を満たすため、さらに都心に近づいたところで、アオバズクがいる(かもしれない)神社へ。樹齢ん百年の大木に留まっている1羽を発見、その時、黄色のするどい目でジロリと睨まれた。 <おまけのおまけ> 八王子の蕎麦屋で昼食を食べたが、何とそこで思いもかけず悲し気なミヤマホオジロ(本物です!)を発見。ミヤマホオジロがライファーでなくて良かった(^^;) <出会えた鳥> カワウ、アオサギ、カルガモ、トビ、キジバト、カッコウSP、アオバズク、アマツバメ、アカゲラ、コゲラ、ツバメ、キセキレイ、ビンズイ、ヒヨドリ、メボソムシクイ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシブトガラス <以上19種> <声のみの確認> コジュケイ、アオバト、ホトトギス、ミソサザイ、ルリビタキ、クロツグミ、アカハラ、ウグイス、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ホオジロ、カワラヒワ |
2002年07月13日 16時35分00秒
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<平成14年6月23日〜26日> 今年2月のウトナイ湖周辺探鳥会についで、今年2回目の北海道。 2月に北大演習林ですれ違ったクマゲラとガイドブックで調べたアカショウビンポイントでの赤い鳥が目標。 今回は鳥には素人の家内同伴のため、鳥見半分、観光(+ドライブ・温泉)半分の鳥見行。時間をかけた鳥見ができないので、もっぱら早朝を活用、早寝早起きの3泊4日であった。 <6月23日:新千歳空港〜ウトナイ湖〜北大演習林〜登別温泉> 新千歳空港到着が10時15分、外はあいにくの小雨模様。レンタカーを借りて早速ウトナイ湖へ。 2月のウトナイ湖では時間がなかったこともあり、ネイチャーセンター内からの観察に終始したが、今回は降ったり止んだりのお天気の中、傘をさしつつ散策路を一通り歩いた。 鳥が多い。北海道に来たら欠かせないシマアオジ、ノジコも姿を見せてくれた。一瞬上空をワシタカがよぎった。隣のバーダーが「ハイタカですね」と教えてくれた。ラッキーにも231種目(^0^)アオバトも2羽上空を飛び去った。 湖面の方は冬場とは趣きを大きく変えて、実に淋しい。子供連れのコブハクチョウのほかアオサギ、また、カンムリカイツブリが1羽だけ湖面に浮いていた。 続いて、北大演習林に移動。 ここは、今年2月の野鳥の会主催の探鳥会に参加したおり、クマゲラの声を近くに聞きながら見逃した場所で、今回は是非リベンジを図ろうと意気込んで乗り込んだが、鳥影が少ない。結局、クマゲラのかすかな声とはるかなドラミング音が精一杯(^^;) またまた、次回への宿題を残してしまった(と前向きに捉える)。 帰りの途中、道端にシメに似た鳥が見られたが、すぐブッシュに隠れてしまった。今の時期にシメでもあるまいしと、フィールドノートには何も記入できなかったが、翌日、翌々日とシメを目撃。よくよく調べると、北海道ではベニマシコ同様に夏鳥であることが判明(登別温泉泊)。 <6月24日:登別温泉〜ポロト湖〜昭和新山〜ニセコ> ポロト湖までは登別温泉から30Km、車で30分ほどの距離のところにある。 早朝4時半に宿を抜け出し、5時に到着。目指すは唯一アカショウビンのみ。 朝食の7時までには宿に戻るつもりのため、1時間半の間に探さないといけない。というわけで寝ぼけまなこの家内を伴い、急ぎ足でポロト湖周辺の湿原を耳を清ませながら歩いた。 「キョロロロロ」と聞こえたかと思うと、実はウグイス。結局1時間半歩き回り、本物の「キョロロロロ」を聞くことはなかった(^^;) 実はこの日以降は観光中心。登別温泉を後にし洞爺湖・昭和新山・有珠山ロープウエイとまるで修学旅行コースを回った後、午前中良かったお天気もまたまた悪化してきたため、ニセコの宿に直行した。 <6月25日:ニセコ〜積丹半島〜小樽〜定山渓温泉> 早朝5時に起床。宿周辺を1時間ほど探鳥した。 キビタキ、イカル、オオルリなどのほか、電線にはやたらとニュウナイスズメの姿が多い。アオバトも近くの木に群れていた。 キョキョキョキョキョの声が2回続けて聞こえた。快晴の空、日も高くなった朝6時半だというのに、ヨタカの声!?。 積丹半島に向かう途中、高層湿原で有名な神仙沼に寄った。鳥はモズ、シメ、アオジなど多くはなかったが、素晴らしい景観であった。 積丹半島では、雲一つない青空の下、2時間もの間車窓にコバルトブルーの海を眺めつつドライブ。途中、カモメ類やミサゴ、イソヒヨドリをGET。昼食には、積丹半島お勧めのお店で海の幸を満喫した(^0^) 無理矢理探鳥につき合わせた家内孝行にと小樽市内を2時間ほど散策。車と観光客がひっきりなしに行き交う交差点の片隅の植え込みの横、直径15cm,深さ5cmほどの窪みがあり、そこにスズメが飛んで来ていつまでも砂浴びをしている光景が面白かった(定山渓温泉泊)。 <6月26日:定山渓温泉〜東米里〜ウトナイ湖〜新千歳空港> またも5時起床、宿周辺を散策するもほとんど鳥の姿は見られない。 つづいて、札幌市郊外の東米里に移動。ここでは、厚別川沿いの土手周辺にコヨシキリ、ノビタキ、コムクドリ、カッコウなど草原性の鳥が多く見られた。 そして、最後は再びウトナイ湖へ。ノゴマ、コサメビタキなどのほか、ギャーギャーという声。「カケスの声」とノートに書き込んだが、カケスにしてはあまり移動しない声に姿を探したところ、なんとコムクドリの群れ。 初日のウトナイ湖では、シマリスが餌台に来ていたが、今日はエゾリスが姿を見せていた。 目標のクマゲラ、アカショウビンはまたも見れなかったが、またまた北海道に行かないといけない理由ができてしまった♪ 自然がいっぱいの北海道は、いつ行っても素晴らしい。鳥見素人の家内と2人で歩いたわりには、60種(うち声のみ10種)もの鳥を確認できたのは、驚きであった。 I Love Hokkaido♪ <出会えた鳥> カンムリカイツブリ、アオサギ、コブハクチョウ、マガモ、カルガモ、ミサゴ、トビ、ハイタカ 、コチドリ、オオセグロカモメ、ウミネコ、キジバト、アオバト、カッコウ、アカゲラ、コゲラ、ショウドウツバメ、イワツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ノゴマ、ノビタキ、イソヒヨドリ、アカハラ、ウグイス、コヨシキリ、センダイムシクイ、キビタキ、オオルリ、コサメビタキ、ハシブトガラ、ヒガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、シマアオジ、アオジ、カワラヒワ、ベニマシコ、イカル、シメ、ニュウナイスズメ、スズメ、コムクドリ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス <以上50種> <声のみの確認> オオジシギ、ヨタカ?、ツツドリ、アリスイ、クマゲラ、コルリ、クロツグミ、エゾセンニュウ、オオヨシキリ、ヤマガラ <以上10種> |
2002年06月27日 23時20分00秒
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<平成14年6月16日>7:20〜14:00 曇り 昨年来捜し求めている憧れの鳥サンコウチョウを求めて奥多摩の五日市周辺を歩いた。 最初のポイントでは、ブッポウソウの写真を狙うカメラマンが既に数名待機。聞けば、ブッポウソウはまだ、サンコウチョウは早朝から沢の方でかなり囀っていたという。 そのうち、 ブッポウソウ が現われ、周囲の木々を飛び回り始めた。なかなか写真の撮れるポイントには留まってくれず、カメラマンは諦め顔。 1時間以上待ったところで、漸く サンコウチョウの声 が聞こえ出した。ライブのさえずりはこれが初めて。 鳴き声のする沢に下りて、姿を見せるのを暫し待ったが、そのうち声もなくなり、GIVE UP。 続いて、ガイドブックにも載っているという沢沿いの杉林が続く次のポイントへ。 いかにも、 サンコウチョウの出そうな雰囲気 が漂う。 20分ほど歩いたところで、またまた声が。今度は比較的見易い林で、双眼鏡を握る手にも力が入る。 そして、声を頼りに探す先に鳥の影、枝から枝に飛び移る後を追うと、長い尾が見えた。念願の サンコウチョウ だ。双眼鏡を覗くとコバルトブルーの嘴とアイリングをはっきりと見ることが出来た。2分ほど目の前の杉林の枝から枝へと飛び回った後、飛び去った。 その後も、沢沿いに別の個体と思われる サンコウチョウの声 が遠く、近くに聞こえていた。 この後、さらに別のポイントに回ったが、五日市はどこを歩いてもサンコウチョウの出そうな場所ばかりであった(な訳ないか)。 目的のサンコウチョウを早々に見つけた余裕から、おまけで、市内某お寺の境内にて、天然記念物の モリアオガエル を探した(^0^) <出会えた鳥> キジバト、ブッポウソウ、ツバメ、イワツバメ、キセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ウグイス、 サンコウチョウ 、ヤマガラ、メジロ、ホオジロ、スズメ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス <以上16種> <声のみの確認> ホトトギス、コゲラ、ミソサザイ、クロツグミ、ヤブサメ、キビタキ、オオルリ、ヒガラ、シジュウカラ、カワラヒワ |
2002年06月16日 16時00分00秒
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<平成14年6月8日>6:15〜14:00 曇りのち快晴 今年の目標の鳥の一つ憧れのコマドリを求め、北八ヶ岳の白駒池へ出かけた。 池に向かう途中はコメツガのうっそうとした森。盛り上がったコメツガの根っこはびっしりと苔に覆われ、いかにもコマドリの出そうな雰囲気。 池に着くまではコマドリの声は聞こえなかったが、池を周遊する遊歩道に入るとコマドリの声があちらこちらで聞こえ出した。 しかし、数m先で囀っているのに見えない(^^;)そのうち、薮の奥に声が遠ざかってしまった。 「まっ、他の場所でも囀っていることだし、一周するうちに会えるだろう」とたかを括ったのが誤りの元。その場所を後にしたところで、池全体に広がっていたコマドリの囀り が急にパタッと止まってしまった(ーー;) という訳で、残念ながらコマドリには出会えず。その代わり、池からの帰り道、お初のサメビタキの囀りと姿 を見ることが出来た。 その後、野辺山に。真っ青な空、目の前に立ちはだかる赤い山肌の八ヶ岳、そしてどこまでも広がるさわやかな高原。いつ来ても気持ちのいい野辺山高原の風景が広がる。 いつもの場所で、いつものノビタキ 。アカモズはいるかな?と路地を曲がったとたんに電線にアカモズ の姿。予想を裏切らないいつもの野辺山であった。 帰り道、いつもの通り 清泉寮 に寄り、いつものソフトクリーム を食べて帰路についた。 <出会えた鳥> ハチクマ、トビ、キジバト、カッコウ、ホトトギス、コゲラ、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、キセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、ヒヨドリ、モズ、アカモズ、ミソサザイ、ルリビタキ、ノビタキ、オオヨシキリ、オオルリ、 サメビタキ 、ヒガラ、シジュウカラ、ホオジロ、アオジ、スズメ、コムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス <以上29種> <声のみの確認> カッコウ、コマドリ、コルリ、 ウグイス、メボソムシクイ、ヤマガラ |
2002年06月09日 9時00分00秒
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<平成14年6月2日>5:30〜16:00 快晴 「今日こそは」と意気込んで、オオジシギのディスプレイフライトを求め、早朝の富士山(某所)へ。 今日も快晴で、富士山がとにかく美しい。富士山の反対側、下界方面はうっすらと朝霧に包まれ、息を呑むような幻想的な光景、大自然の素晴らしさに感動した。 30分ほどしたところで、オオジシギ のジュワジュワという声が付近から聞こえてきた。やはりいる。そのうち、ザザザザザーの音が遠くで聞こえた。念願のディスプレイフライト が始まったようだ。 そのうち上空を飛ぶ姿を発見。急降下と伴にズビヤクズビヤクの声とそれに続いて急ブレーキのザザザザザーの連続音。双眼鏡の視野の中、姿と声・音を同時に確認でき感激(最近は、毎週感激しているかも) その後帰路につこうと車を数百m程移動したところ、そこはなんとディスプレイフライト銀座。 20−30分ほど同じ場所に立ち尽くし、目の前での急降下、真上でのフライト、右も左もオオジシギ状態。あちらでズビヤクこちらでザザザザー、一体どの位の個体がいるのだろう。先週の軽井沢では、一面の休耕地に10羽未満の個体数と聞いていたが、ここは比べ物にならないほどいそうだ。 とにかく、一生の思い出になるような素晴らしい一時であった。 その後、南富士支部の朝霧高原探鳥会に合流。ここでの目的アカモズ にもしっかり出会えた。 また、頭の白い部分が異状に多い(ほとんど真っ白)ホオジロ白化個体 が見られ、珍鳥騒ぎとなった。 富士山での鳥見運の勢いに乗って、中央高速を途中下車、チゴモズ情報のあった藤野に寄った。 ポイントに着くと、なんと10人を超えるギャラリー。スコープの三脚を立てるより早く、目の前をギチギチ鳴きながら横切るチゴモズ 。早速先客のスコープの視野にチゴモズの姿を発見。その間1分もなしの速攻。 続いて、お定まりのコース、橋の上から崖を振り返ると、そこにははばたく黒い鳥の姿。双眼鏡で確認すると紛れもなくブッポウソウ 。またも1分も待たない速攻。 今日の強運はいつまで続くのか。という訳で、橋の奥にいるかもしれないサンコウチョウ探しに。さすがにそこまでは女神様も付き合えきれず、ホイホイの声は聞こえなかった。 <出会えた鳥> <<富士山某所・周辺>> トビ、オオジシギ(D/F)、キジバト、カッコウ、アカゲラ、ヒバリ、イワツバメ、ヒヨドリ、モズ、ノビタキ、コヨシキリ、ヒガラ、シジュウカラ、ホオアカ、スズメ、ハシブトガラス <以上16種> <声のみの確認> キジ、ホトトギス、コゲラ、ミソサザイ、コルリ、ウグイス、ヤマガラ、カケス <<朝霧高原・周辺>> ハチクマ、トビ、キジバト、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、アカモズ、ノビタキ、ウグイス、コヨシキリ、オオヨシキリ、ホオジロ、ホオアカ、アオジ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス <以上20種> <声のみの確認> キジ、カッコウ、ホトトギス <<藤野>> カワウ、カルガモ、ササゴイ、トビ、コチドリ、キジバト、ヤマセミ、ブッポウソウ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、チゴモズ、ハシブトガラス <以上12種> <声のみの確認> ホトトギス、コゲラ、ガビチョウ |
2002年06月03日 23時55分00秒
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<平成14年5月25日>7:30〜14:00 快晴 昨年12月以来の軽井沢。今日は、BirdBirdさんやPikaさんに情報を頂き、南軽井沢のオオジシギを中心とした草原性の野鳥を目当てに出かけた。 目的の発地に着く前にまず、予想通り電線にコムクドリ 。 発地に着くとノビタキ、ホオアカ、カッコウ、オオヨシキリ とすぐに見つかる。そのうち、オオヨシキリよりキーの高い似たような声、コヨシキリ だ。 オオジシギはなかなか見つからなかったが、バーダーらしき人を見つけ聞いてみると、何と信州大学のオオジシギの研究者の方。目の前にいる発信機を付けたオオジシギ を教えてくれた。 空は雲一つないさわやかな快晴。目の前には噴煙を上げ雄大に広がる浅間山の偉容。 カッコウやホトトギス の声が高原に響き渡り、なんとも幸せな気分。これだから鳥見は止められない(^0^) この後、野鳥の森を歩き、目の前に現われたオオルリやキビタキ、ミソサザイ などを見つけたが、日も高くなったため鳥の出は悪い。 何を探すともなく、念のため?千が滝方面に向かった。 そこで、なんと初めて耳にするジュウイチ のけたたましい声。見つければ228種目。 必死に探し、いつもの執念でオレンジ色のお腹をしたジュウイチ を発見。思いもかけなかった鳥に出会え感激もひとしお。 その後、帰り道では、カッコウ がそこここに現われ、充実の1日を締めくくった。 <出会えた鳥> カルガモ、トビ、ノスリ、オオジシギ、キジバト、 ジュウイチ 、カッコウ、アマツバメ、コゲラ、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、キセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ミソサザイ、ノビタキ、コヨシキリ、オオヨシキリ、キビタキ、オオルリ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ホオアカ、ノジコ、アオジ、スズメ、コムクドリ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス <以上34種> <声のみの確認> キジ、ホトトギス、アカゲラ、コルリ、クロツグミ、ウグイス、コガラ、メジロ、イカル |
2002年05月25日 20時30分00秒
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<平成14年5月19日>6:00〜12:50 曇り時々晴れ 2週間ぶりの鳥見。はやる気持ちを抑えもせず、4時半に出発。 お目当ては、オオジシギ、ノビタキ、ホオアカ、カッコウ など草原性の鳥たちと、もしかしてのサンコウチョウ 。 まずは、昨年探し回って見つけられなかった サンコウチョウ のポイントを念のため今年も探してみた。 雨の後の濡れたブッシュや草、蜘蛛の巣をかき分けかき分け3ヶ所ほど出そうなポイントを探したが、残念ながら今年もやはり来ていなかった(ーー;) しかし、思いもかけずテンポ良く囀るノジコ やオオルリ に出会うことが出来た。 続いて、須走り口登山道を登り、途中から東富士演習場内に入ると、カッコウ、ノジコ、キビタキ、イカル など。林と開けた場所とが入り交じっており、なかなかいいポイント。 コルリ の声が右左から聞こえてくる。ホトトギス が鳴きながら遠ざかっていく。ただし、ここでは、ノビタキ、ホオアカ の姿は見えなかった。 この後、5月3日には鳥の声が全く聞こえなかった富士山演習場へ。 今日はやたらと自衛隊の車の往来や隊員の姿が目につくが、全く注意を受けることはなく観察できた。 はじめ、なかなか見つからなかったノビタキ も一度見つかると、あちらこちらで見る事が出来た。ホオアカ はあまりに遠かったが、僅かにチョコレート色のネックレスらしきものが確認できたので、無理矢理認定(^^;) 途中、先日5日の茜浜でお会いした川崎のご夫妻に遭遇。オオジシギ を見つけたとのことで、オオジシギ 狙いに。ノビタキ の多いポイントで、あの独特の声が聞こえたが、姿を現してくれない。探し回るうちに、今度は別の方向でまた、ズビヤクが。しかし、結局ディスプレイフライトも姿も見る事は出来なかった。今度来る時は朝一番に寄ることにしよう。 今日は、久し振りの鳥見で、しかも1年ぶりに多くの夏鳥に会うことが出来、大満足で帰途についた。 <出会えた鳥> アオサギ、カルガモ、トビ、ノスリ、カッコウ、コゲラ、ヒバリ、ツバメ、キセキレイ、ビンズイ、ヒヨドリ、モズ、ノビタキ、ウグイス、キビタキ、オオルリ、エナガ、シジュウカラ、ホオジロ、ホオアカ、ノジコ、アオジ、カワラヒワ、イカル、ムクドリ、カケス、ハシブトガラス <以上27種> <声のみの確認> キジ、キジバト、オオジシギ、ホトトギス、アカゲラ、コルリ、クロツグミ、オオヨシキリ、ヒガラ、ヤマガラ |
2002年05月19日 19時00分00秒
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<平成14年5月5日>7:00〜15:00 快晴 3日連続の快晴と絶好の鳥見日和。 どこに行こうか迷っていたところに、メリケンキアシ、オバシギ情報に誘われ、東京湾岸に出かけた。 最初に向かった茜浜は、満潮の上に強風が吹き付け、岸壁はかなり強い波がコンクリートブロックを叩き付ける状況。このためか、目指すメリケンキアシは姿が見えない。 師匠のA家夫妻も応援に駆けつけてくれたが、取り敢えず午前中は断念し次の目的地谷津干潟に行った。 谷津干潟では、狙い通りライファーのオバシギ(225種目)のほか、夏羽のオオソリハシシギ、チュウシャクシギ、キョウジョシギ、ハマシギ、メダイチドリ、ダイゼンなど数の多い鳥に混じって、コオバシギ、ニシトウネンなども見られた。 この後、再び茜浜へ。 潮が引いて波も弱くなったせいか、目指す鳥メリケンキアシシギ(226種目)が3羽姿を見せてくれた。 その直後、葛西にアメリカウズラシギが出たとの情報が入り、一緒に行動していたMDさんと伴に急遽葛西に移動。 潮入りの池との情報に、観察ポイントにまっしぐら。カメラマンなどほとんどおらず、あの狭い観察場所でも窓が空いていて、本日3種目のライファー:アメリカウズラシギ (227種目)をすぐにGETすることができた。 当野鳥園の指導員らしき人の話によると、9年間見ている中で谷津では初めてとのこと。足が完全に黄色くなっていないなど、まだ若い個体とのことであった。 連休後半の3日間、富士山、秋ヶ瀬公園の森、隣接の農耕地、東京湾岸の干潟・海岸と環境の異なる数箇所の探鳥地を巡り、3日間で62種ほどの鳥を見る事が出来た。充実のGWであった(^0^) <確認した鳥> <茜浜> カワウ、キョウジョシギ、メリケンキアシシギ、キアシシギ、コアジサシ、ハクセキレイ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス <以上9種> <声のみの確認> オオヨシキリ、セッカ <谷津干潟> カワウ、ダイサギ、コサギ、カルガモ、スズガモ、シロチドリ、メダイチドリ、ムナグロ、ダイゼン、キョウジョシギ、ニシトウネン、トウネン、ハマシギ、コオバシギ、オバシギ、キアシシギ、オオソリハシシギ、チュウシャクシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、コアジサシ、キジバト、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス <以上25種> <声のみの確認> オオヨシキリ <葛西臨海公園> カイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、コガモ、ホシハジロ、オオバン、コチドリ、メダイチドリ、アメリカウズラシギ、アオアシシギ、キアシシギ、チュウシャクシギ、タシギ、コアジサシ、ハクセキレイ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス <以上21種> <声のみの確認> オオヨシキリ、メジロ、オナガ <今日1日で見る事が出来た鳥:36種> |
2002年05月5日 20時50分00秒
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<平成14年5月4日>7:00〜10:00 快晴 今日は鳥見の予定はなかったが、前夜、そろそろ秋ヶ瀬にもサンコウチョウが入る時期、との情報を得、急遽出かけた。 サンコウチョウには出会えなかったが、子供の森では、キビタキを見る事が出来たほか、当地の主の一人、毎日HPを拝見しているKHさんにも出会うことが出来た(^0^) ピクニックの森は、夏鳥の声は全くせず、寂しい限りだった。 時間も早かったので、ついでに大久保農耕地にも寄ってみた。 思いもかけず、ムナグロの群れがいくつも見られた。その中に、ハマシギと1羽だけキアシシギ?も混じっていた。また、チュウサギも何羽か見る事が出来た。 <確認した鳥> ダイサギ、チュウサギ、カルガモ、ムナグロ、ハマシギ、キアシシギ、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、キビタキ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス <以上19種> <声のみの確認> コゲラ、キジ、コジュケイ、ウグイス、オオヨシキリ |
2002年05月4日 20時45分00秒
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<平成14年5月3日>5:00〜13:00 快晴 早朝2時20分の目覚ましで、朝食も取らずに3時ちょっと前に出発。 それでも若干の渋滞も始まっていて、山中の水場には5時頃に到着。 こんな時間でも水場には既に5-6名が集まっていたのには感心。上には上がいるもの(^0^) 水場での鳥の出はあまりよくなく、ルリビタキ、キビタキ、カワラヒワ、シジュウカラ、ヤマガラのほか、センダイムシクイとミソサザイが一瞬現われた程度。もっともオオルリは終始付近で鳴きまくっていた。 同行のkさんは、この間、水場の反対側の日の当たる崖(水場に向かって背中側)の上にいて観察、水場の数倍の鳥に出会っていた由。 2時間半ほどで見切りを付け、別荘地内を1時間程度探索。イカルやマヒワなどを追加。ツツドリの声も遠く聞こえていた。 この後、北富士演習場に向かった。 今年は演習場内の監視が厳しいとの情報もあり、最初は山中湖村のゴルフ場の奥、演習場南側の周辺部から徒歩で侵入。途中の林でクロツグミをじっくりと見ることが出来たが、演習場内では全く鳥の気配なし。 最近野焼きを行ったようで、一面焼け野原になっており、その影響か。 続いて、正面突破を図ろうと、演習場の正面入口からの侵入をトライしたが、全くチェックされず、フリーに入場。 ここでは車でかなり走り回ったものの、ここも同様に一面の焼け野原。モズと猛禽が時折見られたほかは、ウグイスの声が響いているだけで、草原性の鳥はゼロ。 諦めきれずに演習場の最北端側から再度トライしてみたものの、全く同じ。 という訳で、結局オオジシギはおろか、ホオアカ、ノビタキやツツドリ、カッコウ、ホトトギスなどの姿は全く見ることが出来なかった(ーー;) この後、コルリのいそうなポイントも探してみたが、こちらも声は聞こえず(^^;) 結局、連休の大渋滞の始まる前の13時ジャストに高速に乗り、数十Km渋滞の下り線を横目で見ながら、ガラガラの中央高速上り線を早帰り(国立府中まで47分)した。 草原の鳥はお預けとなったものの、今年お初のキビタキやクロツグミにも会えたし、早朝の小鳥の囀りのシャワー、朝日に輝くみずみずしい新緑の森、快晴の下、残雪の大きな富士山など、初夏の高原を思い切り満喫した\(^o^)/ <確認した鳥> トビ、ノスリ、キジバト、コゲラ、イワツバメ、キセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ミソサザイ、ルリビタキ、クロツグミ、ツグミ、センダイムシクイ、キビタキ、オオルリ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、マヒワ、イカル、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシブトガラス <以上32種> <声のみの確認> ツツドリ、アカゲラ、ウグイス、ヤブサメ |
2002年05月3日 20時45分00秒
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