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<平成15年6月8日> 5:30〜7:30、8:30〜12:00 快晴 ちょうど1年前、オオジシギのディスプレイフライトのパフォーマンスで感動した富士山某所。今年も感動を求めてFさんご夫妻をお誘いし出かけた。 天気予報では、曇りのち晴れとなっていたが、高速を降りる時には既に朝日に輝く富士山頂がくっきりの快晴(^0^) 昨年よりも1週間遅く、お誘いした手前、いなかったら・・・、飛ばなかったら・・・・・・、の心配は無用だった(^0^) 昨年と同じポイントに着くや、ズビヤクズビヤク〜ザザザザーの声と音。昨年と同様にあちらこちらでディスプレイフライトを見せてくれる。 周りにはノビタキ、コヨシキリ、ホオアカ、カッコウなどがススキや低木・高木などにとまっているが、とにかくこっちを見てくれとばかり、ポイントを離れる1時間もの間我々の頭上や周りを終始、ズビヤクズビヤクザザザザザーと飛び回っていた\(^o^)/ 快晴のお天気、目の前には雄大な富士山、その前に広がる広大な草原・荒地、オオジシギの派手なパフォーマンスと生息密度の濃い草原性の鳥、周辺ではカッコウの鳴き声。こうした環境は是非いつまでも残っていて欲しい。来年の予約をしておいた。 すっかり忘れていた(私だけ?)朝食を鳥に囲まれた中で摂った後、次の予定ポイント:須走口あざみラインに向かった。 ここは、コルリが多いポイント。そのほか、林縁性のさまざまな鳥が期待できる。 入り口に車を止め、ポイントへ向かう途中、林の中でキビタキの声。林の中ではなかなか見つけられなかったが、一瞬だけ美しい雄のキビタキが姿を見せた。 ホトトギスも多く、近場でかなりの頻度で鳴いているが、林の裏側で鳴いていることが多く、結局姿は確認できない。また、ジュウイチの声をこのポイントで初めて聞くことができたが、目の前をよぎっていっただけで姿をはっきりと確認することはできなかった。因みにジュウイチはコルリに托卵するとのこと。 目的のコルリは、道の両サイドあちらこちらで鳴いてはいるが、警戒心がかなり強く、近づくと鳴くのを止めていつの間にかどこかに行ってしまう。一度だけ、目の前を黒っぽい姿で逃げていくのを見かけただけに止まった。 コルリの代わりに楽しませてくれたのはノジコ。今年初めてのノジコは比較的近い場所で、テンポの速い囀りを聞かせてくれた。 <出会えた鳥> マガモ、オオジシギ、キジバト、カッコウ、コゲラ、ヒバリ、ツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、コルリ、ノビタキ、ウグイス、コヨシキリ、キビタキ、ヒガラ、メジロ、ホオジロ、 ホオアカ、ノジコ、アオジ、カワラヒワ、イカル、カケス、ハシボソガラス <以上26種> <声のみ確認> キジ、ジュウイチ、ホトトギス、クロツグミ、ハシブトガラス |
2003年6月8日 17時00分00秒
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<平成15年6月1日> 9:00〜10:30、12:00〜15:00 曇り時々雨 ちょうど1週間前の午後、3時間待って見つけられなかったアカガシラサギ。仕切りなおしで台風一過のこの日リトライ。 台風一過というのに、空はどんよりと暗く、モノレール流通センター前駅に着く頃にはすっかり細かい雨が降りしきるあいにくのお天気となってしまった。 9時開場の公園に15分前に到着してしまったが、5分前には中に入れてもらえた。 センターに着いたが、レンジャーも含め誰もいない。到着して10分ほど経ったところで、白いサギが飛んでいるのが見えた。双眼鏡で覗くと、羽は白いが胴体は黒っぽい。間違いなくアカガシラサギだ。 飛び込んだ先はブッシュの奥。20分ほど待って動く様子も見えないので、2羽いるというもう一方を探しに、外の観察小屋に行ってみた。 すると、小屋に入ってすぐに池を挟んだ向こう側の石垣で餌を探しているアカガシラサギを発見。夏羽が美しい。独り占めするのはもったいないと思っていたところへ、男性が一人入ってきた。その時の観察小屋の動きが目に入ったか、いきなり飛び立ち、センターよりの岸辺に移動してしまった。 センターに戻ってみると、Hさんご夫妻が見えていて、すでにアカガシラサギを見つけていた。 干潮までは暫く時間もあるため、車に乗せて頂き珍鳥情報が出ているという秋ヶ瀬公園に向かった。 秋ヶ瀬公園では、裏手の田圃で2羽のカッコウが電線に止まって鳴いたり、空中でからんだりと、盛んに縄張り争いを演じているようだった。 ここでは、いろいろと珍鳥情報も出ていたようだったが、カメラマンの姿はなく、数少ないバーダーも足取りは重かった。 この後向かった大久保農耕地でも、期待していたアマサギ、ヨシゴイ、ヒクイナの姿はなく、オヨシキリとセッカだけが、いたるところで縄張りを宣言していた。 <出会えた鳥> *東京湾* カワウ、アカガシラサギ、アオサギ、カルガモ、オオバン、コアジサシ、キジバト、ムクドリ、ハシブトガラス <以上9種> *秋ヶ瀬公園・大久保農耕地* ゴイサギ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、バン、カッコウ、コゲラ、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、オオヨシキリ、セッカ、シジュウカラ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ <以上17種> |
2003年6月1日 19時00分00秒
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<平成15年5月25日> 5:45〜10:30、13:45〜16:30 曇り時々晴れ 今年まだ見ていないサンコウチョウを求めて、昨年初めて見た五日市某所に出かけた。 林道に入るとすぐ、盛んに囀る ホイホイホイホイホイ の声。やはり今年も来ていた。 声のするほうへ足を進める。だいぶ近い、と思った瞬間、樹上を黒い影が飛び去った。そしてはるか遠くでホイホイホイ。追い出してしまった(^^;) その後も、余り近寄らないようにと思いつつ声のする方へ向かい探したが、杉の木のてっぺん近くの茂ったあたりを囀りつつ黒い影がちらちら移動する影は見えるが、双眼鏡で捉えられない。8時近くなり囀りも聞かれなくなったため、彼の縄張りから退散することにした。 あの優雅な姿と愛らしいコバルトのアイリングが見られず残念ではあったが、囀りを十分に堪能でき一応満足(^^;) この後、ブッポウソウを探しにうろ覚えの道を行くと、偶然?にも見覚えのある神社に到着。 年配ご夫婦カメラマンとお話しをしながら待っていると、1羽のブッポウソウ が枯れ木に止まった。その後どこかに飛び去ったが、30分ほどして再び同じ場所にとまった。するとどこからかもう1羽のブッポウソウが現れ、隣り合った2本の枯れ木に別々にとまった。一方のブッポウソウは口にトンボのようなものをくわえている。しばらく様子を見ていると、トンボを咥えた方がもう一方が止まっている木に移動、そしてすぐ横に並んだ。次の瞬間加えたトンボを給餌、愛のプレゼント♪ そうか、ということはまだ抱卵はしていないな、と話していると、オスのほうは空中を2-3回飛んだ。はじめディスプレイフライトでアピールしているのかと思っていたら、なんと、また給餌。とすると、この後は・・・と思っていると、まさに交尾が始まった。10秒ほどの以外にも?長い交尾が終わると、2羽は別々にどこかに飛び去った。 来年も再来年もこの地に来てもらえるよう、無事卵を産んで雛を育ててもらいたいと心から思った。 <出会えた鳥> ブッポウソウ、ツバメ、イワツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ミソサザイ、サンコウチョウ、シジュウカラ、カケス、ハシボソガラス <以上11種> <番外>ガビチョウ <声のみ確認> トビ、コジュケイ、キジバト、アオバト、ホトトギス、アカゲラ、コゲラ、ヤブサメ、センダイムシクイ、オオルリ、ヤマガラ、メジロ、ハシブトガラス |
2003年5月25日 18時00分00秒
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<平成15年5月24日>4:25〜10:30、13:45〜16:30 曇り時々晴れ 夜明け前の森の野鳥の囀りのシャワーを聞きに軽井沢野鳥の森に出かけた。 朝(というか深夜)2時15分に家を出発。途中給油などで15分ほど休憩したものの、4時頃には軽井沢ICに到着。野鳥の森へ直行した。 野鳥の森の駐車場に車を止めると、そこはもう野鳥の楽園、野鳥の時間。オオルリ、コルリ、キビタキなどの声であふれていた。 森に入る前にあちらこちらで聞こえるコルリの声につられ、朝食のおにぎりを持って、声のするほうで明るくなるのを待つことに。5時近くなり漸くコルリの場所が確認できたが、やはり写真を撮るには暗く、ピンボケばかりとなってしまった。 それから3時間ほど森の中や小瀬林道を歩いた。森の周辺は特にコルリ、サンショウクイ、イカルが多く、いずれも姿を見つけるのは容易ではなかったが、どこを歩いてもよく声を聞くことができた。サンショウクイはヒリリリ、ヒリリリの独特の鳴き声とともに森の上を飛んでいることが多く、じっくり見ることができない。一方、コルリは縄張り宣言でほとんど動かないためこれまた見つけづらい。コルリはこの周辺で20羽はいるのではないかと思われる位いろんなところで鳴いていた。 その後、千が滝への遊歩道方面で、昨年見つけたジュウイチをもう一度と探してみたが、カワガラスを見かけた程度で収獲はなかった。 帰りに寄った発地の荒地では、オオヨシキリ、ホオアカが迎えてくれた。コヨシキリは残念ながら見つからなかった。オオヨシキリやホオアカも去年より少ないようであった。 帰り際、東京港野鳥公園の珍鳥情報が入り大急ぎで駆けつけた。午前中にはギャラリーにかなりサービスをしてくれていたらしい。レンジャーのおじさんは、「ついさっき、そこの草の中に入ったよ」。しかし、その後3時間近く草とにらめっこして待ったが、その珍鳥は姿を見せてくれなかった(ーー;) <出会えた鳥> *軽井沢* ノスリ、キジバト、カッコウ、アマツバメ、アカゲラ、コゲラ、ヒバリ、ツバメ、サンショウクイ、ヒヨドリ、モズ、カワガラス、ミソサザイ、 コルリ、クロツグミ、 オオヨシキリ、キビタキ、オオルリ、 コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ホオジロ、ホオアカ、アオジ、イカル、コムクドリ 、ムクドリ、オナガ、ハシボソガラス <以上30種> <声のみ確認> キジ、アオバト、ホトトギス、ヤブサメ、ウグイス、 *東京港野鳥公園* カイツブリ、カワウ、ゴイサギ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、オカヨシガモ、バン、オオバン、キアシシギ、ユリカモメ、コアジサシ、キジバト、ツバメ、イワツバメ、オオヨシキリ、セッカ、メジロ、スズメ、ハシボソガラス <以上21種> |
2003年5月25日 16時30分00秒
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<平成15年5月18日>7:15〜12:30 曇り時々霧雨 この日は、久し振りに山の鳥をお休みし、サンカノゴイ探し。昨年は稲が伸びきっていたため、遠くで飛ぶ姿を眺めただけだったため、今年は早めの出動となった。 折角の久し振りの都心超えということで、ついでに浮島まで足を伸ばした。 浮島に着くなり、ギョギョシーギョギョシーのオオヨシキリのお出迎え。実は、前夜密かにPIKAさんの「ことりのさえずり」にお邪魔し、オオセッカの囀りを勉強してきた。耳を澄ますと、けたたましいギョギョシーの合間に確かに時折聞こえてくるオオセッカの声。 声のするほうを眺めていると、時折囀りとともに真上に数m上がっては降りるという独特の動作を時折見せている。葦原に入るとオオヨシキリとは違って下に潜ってしまうのでなかなかじっくりと姿は見せてくれないが、それでも葦の合間に時折姿が見えた。 このほか、ここでは、セッカ、ヒバリ、コジュリンの草原性の鳥が沢山見られた。 印旛沼に向かう途中、一昨年までアマサギのコロニーがあったというポイントに寄ってみたが、サギの姿は全くなかった。時期が早すぎたのか、それとも何らかの理由でコロニーを放棄してしまったのか(ーー;) 印旛沼に到着すると、ムナグロが70-80羽、キョウジョシギ、キアシシギの群れが迎えてくれた。今シーズンはシギチの渡りをサボってしまったので久し振りのシギチの大漁は嬉しかった。 肝心のサンカノゴイ、ヨシゴイは目的のポイントで1時間ほど探し回ったものの、全く気配がない。途中声をかけていただいた地元の方の話では今年は到着が遅いとの話。 ちょっと早すぎたかとTさんと反省しながら、アジサシでも探そうということになり、ポイントを移した。土手の上に所在無げな3名の人。カメラもスコープもなく何をしているのかと思いつつ、気になって車を止めてみると、双眼鏡持参のバーダー。 話を聞いてみると、このあたりにいるとの話。しばし、アジサシなどを探していると、なんと目の前にフワっとサンカノゴイが飛んで、すぐ葦原に隠れた。さらに10分ほどして同様に飛び出しすぐ降りたが、葦原を透かしてサンカノゴイの擬態のポーズを見ることができた。1時間半ほどの間に3回ほど姿を見せてくれた。 また、ヨシゴイも時折水辺から姿を見せてくれた。 驚いたのは、ミズナギドリ。地元?の方が見つけてくれたが、確かにミズナギドリの姿に飛び方。残念ながら遠すぎて種類が分からず、ライファーカウントは断念。その代わり、アジサシ類は、アジサシ、コアジサシに加え、クロハラアジサシも見ることができ、思わぬライファーGET(^0^) 最後に印旛沼では必ず寄る船着場で、いつもの場所にモモイロペリカンがいることを確認、毎年1度のご対面で今回が3回目。なぜかほっとした気分で帰路に着いた。 <出会えた鳥> *浮島* カワウ、アオサギ、ムナグロ、ヒバリ、ハクセキレイ、オオセッカ、オオヨシキリ、セッカ、コジュリン、ハシボソガラス <以上10種> *印旛沼* カイツブリ、ミズナギドリSP、カワウ、サンカノゴイ、ヨシゴイ、ゴイサギ、 チュウサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、コガモ、ムナグロ、キョウジョシギ、キアシシギ、チュウシャクシギ、クロハラアジサシ、アジサシ、コアジサシ、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、ウグイス、 オオヨシキリ、セッカ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス <以上30種> <番外> モモイロペリカン |
2003年5月10日 19時00分00秒
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<平成15年5月10日>5:20〜12:00 晴れ〜曇り〜晴れ 4月27日から都民の森、高尾山、八ヶ岳と続いてきた夏鳥探しの第4弾。この日は久し振りの富士山へ。 中央高速、有料道路を乗り継いで現地須走に到着したのは5時ちょっと過ぎ。土曜日でもあり、演習場内に深入りしないように車を入り口に置いて、そろりと演習場内に入る。 この時間帯ならではの鳥のさえずりがあちらこちらで聞こえる。早起きは3文の得♪ エナガやコムクドリを見ているとハトより小さめのタカが上空を舞った。おそらくツミ(ということにした)。 暫く進むと黄色の目立つ鳥が目に入った。一瞬「キビタキ」と思ったが、実はソウシチョウ。こんなところにも進出していたとは。外来種の進出は自然の宝庫であるこうした場所の生態系にも少なからず影響を与える可能性がある。そのうちガビチョウもなきだすようになるのであろうか、と思うと、美しいその姿とは裏腹に一瞬暗い気持ちになった。 以前よりコルリのポイントと当たりをつけていた場所に着くと、期待に応えて道路の右も左もコルリの声。少なくとも3〜4羽が同時に周りで囀っている。 が、これがなかなか見つからない。それでも30〜40分したところで漸く枯れ木のてっぺんにとまってくれた。しかし、カメラを取り出す間もなくすぐに飛び去ってしまった(^^;) このポイントの周囲はイカルが多く、終始周りを飛び回ったり囀ったりと忙しい。2時間半ほどコルリ、イカルやカラ類を楽しんだところで、某パトロールからレッドカードをもらい退場m(_._)m 退場したのはまだ8時前。帰るには早すぎるし、予てより気になっていた(昨年マミジロをタッチの差で逃した)表富士の西臼塚を目指した。須走を出て30分余りで到着。 須走側は晴れていたが、表富士は厚い雲に覆われており気温もかなり低い。そのせいか、鳥の出が悪い。期待したマミジロはおろか、クロツグミ、キビタキなど全く声すら聞かれない。 それでも、3時間ほどかけて遊歩道を端から端まで一回りして、ところどころで、コルリの声、加えてこの標高(1200m+)でもいるのかと思われたメボソムシクイの声が何箇所かで聞かれた。 この日の西臼塚は気温が低かったためか不満足な結果となったが、針葉樹や落葉広葉樹が適度に混じり合っているほか、開けた場所も多く、あらためて夏鳥がでそろった頃に来てみたい所だ。 中央道の帰り道、インターを途中下車して藤野に寄ってみたが、いつもの3点セットはまだ到着していないようであった。 <出会えた鳥> *須走* トビ、ツミ、コゲラ、ヒバリ、ビンズイ、ヒヨドリ、アカハラ、ウグイス、 コルリ、コサメビタキ、エナガ、コガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、イカル、コムクドリ、カケス <以上20種> <声のみ> キジバト、ツツドリ、アカゲラ、モズ、ヒガラ、センダイムシクイ <番外> ソウシチョウ *西臼塚* トビ、キジバト、アカゲラ、コゲラ、ツバメ、ビンズイ、ヒヨドリ、モズ、アカハラ、エナガ、ヒガラ、シジュウカラ、ホオジロ、カワラヒワ、カケス、ハシブトガラス <以上16種> <声のみ> キジ、コルリ、ウグイス、メボソムシクイ、アオジ |
2003年5月10日 19時00分00秒
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<平成15年5月4日>5:20〜11:30 晴れ 前日に続いてのGW恒例の夏鳥探し。この日は朝(というより深夜)2時半に起床し、早朝の清里の森を目指す。 3連休の中日とはいえこの時間帯では渋滞知らず。5時前には長坂インターに到着。 いつもの林道を清里方面に向かう。この道はこの時期野鳥銀座。目的の森にたどり着くまでに何度車を止めたことか。 最初に車を止めたのはまだ日が昇る前?の大泉村の開けた場所。ムクドリかと思った電線の鳥はコムクドリ。アカゲラやヤマガラなど次々と現れる。 さらに少し進んで山道に入ると、今度はカラ類に加えキビタキ、オオルリが次々と出現。シシシシシッのヤブサメの声も。この時期標高1300mものこの場所は、桜が咲いているくらいで、木々の葉は芽吹き始めたばかり。チャンスとばかりシシシシシの方向を探すと、いましたヤブサメ。木に止まり斜め上を向いてシシシシシッとやっていた。早起きは3文の得を実感した瞬間(^0^) 漸く最終目的の森に着いたときには6時過ぎ。あらかた夏鳥をGETしてしまっていた。 ここでは、いつものようにキセキレイとミソサザイが囀っている。ミソサザイは川の中の岩の中に巣があり盛んに巣財を運んでおり、時折念のため縄張りを宣言するという具合。 また、コサメビタキはギャラリーの目を気にすることもなく夫婦共同で一生懸命巣作りに励んでいた。コサメビタキはここ以外でも2箇所で見られた。 コルリはこのポイントのほか、他の場所でも声を聞くことはできたものの、残念ながら姿を見つけることはできなかった(^^;) 野辺山では、いつものところにノビタキが来ていた。ちょっと少なめだったが、先発隊ということだろう。アカモズも探してみたが見つけられなかった。 野辺山に向かう途中、いつものように清泉寮に寄り、いつものソフトクリームを食べ、帰りはJR最高地点でいつもの(でもないか)信州そばを食べ、12時には八ヶ岳を後にした。 この時期、新緑とまではいかないが、芽吹き始めた森、目の前にまだ残雪の残る荒々しい山肌を見せる八ヶ岳、南アルプスの北岳や甲斐駒ケ岳の遠望など、八ヶ岳山麓を満喫した。 <出会えた鳥> アオサギ、トビ、ノスリ、キジバト、カワセミ、アカゲラ、コゲラ、ヒバリ、ツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ミソサザイ、ノビタキ、アカハラ、ヤブサメ、ウグイス、キビタキ、オオルリ、コサメビタキ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、イカル、スズメ、コムクドリ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス <以上35種> <声のみ> アオゲラ、サンショウクイ、コルリ、センダイムシクイ |
2003年5月4日 17時00分00秒
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<平成15年5月3日>6:20〜12:00 晴れ GW恒例の夏鳥探し。翌日の遠出に備え、この日は近場の高尾山へ。 早朝の駐車場事情が分からないので、初電を利用して高尾山口には6時15分到着。 コースは、沢沿いを登る6号路を選び登り始める。沢沿いの道は思ったとおり鳥の声があちらこちらで聞こえる。オオルリ、キビタキ、カラ、メジロ、ヤブサメなど。しかし、鳥の影は全く捕らえられない。木々の葉がすっかり茂っているのと、深い森のため、結局沢沿いを歩いている間は1度も鳥の姿を見ることはなかった。 沢を離れ、山頂直下に達したところで漸く明るい落葉広葉樹の中に、キビタキを発見。ガビチョウもあちこちで大きな声で囀っている。高尾山では麓から山頂までガビチョウが繁殖しているようだ。 山頂で小休止した後、山頂を1周する5号路を歩いてみる。ここではセンダイムシクイを見つけた。 1周した後は、吊橋のある4号路を下ることにした。吊橋の上では、期待にこたえて今年初めて見るオオルリが美しい声を聞かせてくれていた。途中、ポポッポポッポポッというツツドリの声を耳にした。トケン類ではカッコウ、ホトトギスは5月中旬にならないとやってこないが、ツツドリは半月程度早いようだ。 10時15分頃に下界に下りたが、時間も早いので、そのまま高尾森林科学園に行くことにした。駅から10分ほどとのことで歩き始めたが、途中で聞いてみると、「高尾駅からど〜のこ〜の」。えっ、そうかっ、高尾山口駅ではなく、高尾駅だったのか(^^;) とんだ勘違いで、10分のところが40分ほど歩く羽目に。 時刻は11時近く。あまり期待できそうにもないが、某HP主催者の方がヤマドリをGETされたとの情報もあり、300円也を支払い中に入ってみた。 森林科学園というだけに樹木が豊富で、鳥も結構いそうな気配ではあったが、この時間。案の定、北に戻り忘れた?シメが見られた程度でほとんど鳥には出会えず足は棒状態。1時間ほどで一回りして帰途についた。 <出会えた鳥> アオサギ、カルガモ、キジバト、イワツバメ、キセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ウグイス、センダイムシクイ、キビタキ、オオルリ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、シメ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシブトガラス、(ガビチョウ) <以上22種> <声のみ> ツツドリ、アカゲラ、コゲラ、ヤブサメ |
2003年5月3日 15時00分00秒
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